危険域。 Master:(c)夏目

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2004年06月13日(日) ■
 貴方に伝えたいこと

 
 
 

 思うところありまして。
 少々詩をお贈り致しましょう。
 お目汚しにて失礼。
 貴方が陽から目を背けずに済みますように。
 微力ながらお役に立てれば幸いです。


 
  ■■■■■君と云う対象■■■■■

 
 
 悲しみの谷間に落ちることは幾度となくあるけれど
 そこから抜け出せる力が、きっと君にはあるんだね
 
 どんなに多くの闇を恐れようと
 きっとそれでも負けずに立ち向かう
 君だからできる

 何を言うよりも先に行動しよう
 口先ばかりではなく
 手や足や、体がそれを超越してしまうだろう
 何はなくとも
 
 そして君はそこで何を知り
 そして君はそれで何を得る
 
 言われた言葉はどうでもいいものだけれど
 傷つき壊れ、そしてまた、立ち上がる
 
 強く儚い君だけれど
 やはりひとなのだと
 
 少し笑ってそして怒り
 涙をしては空を睨む
 
 そんな君だから


  ■■■■■END■■■■■



  ■■■■■NO TITLE■■■■■


 高さのあるものに意味がなくなる時
 
 低いものの意味は元よりもなく

 多くのものの支配に心は怯え

 なくて天際、心こそ羽ばたき

 そして終ひにあるは空への水音

 落ちて来ゆるは大地よりの頂き

 感謝こそすれ反するものなどなし


 口にすればすべてが崩れ

 崩れ去れば大地は割れ

 さすれば空をも落ち降りし
 
 残るものこそ要らぬもの

 
 高さのあるものに意味がなくなる時

 低いものの意味は元よりもなく
 
 残るものこそ要らぬもの

 それは

 ひとでありし


  ■■■■■END■■■■■



  ■■■■■NO TITLE■■■■■


 死を望むこと

 死を望み
 実行に移すこと
 
 眠りたいと願うこと

 愛されないと嘆くこと

 すべてを拒絶し
 すべてから拒絶されること

 
 それらすべては
 運命の軌跡なのだと
 そう云うこと


  ■■■■■END■■■■■



 きっと何かできることがあるはずだと。
 そう願うことはただの傲慢だろうか。
 幸いあれ。
 幸いあれ。
 貴方に、幸いあれ。
 
 陽は昇る。
 何があろうとも陽は昇る。
 朝が来て陽は落ちて。
 陽は昇る。
 嫌なことはたくさんあるけれど。
 陽は昇る。
 きっといつか、貴方にも陽が昇る。

 貴方に、幸いを。
 夏目の分まで持ってけや。
 



 ではでは。
 本日はコレにて失礼。


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