| 2004年05月22日(土) ■ | ||
| 癖は治らないと思いたい。 | ||
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ホムペ用の『蔵書一覧』を細々と作っておるんですが(どこにあるかは秘密)、如何せん、本の置き場所に問題がありまして中々作業が進まない。 否、別にそんな大量にあるわけでもないんですが、どうにも乱雑に散らばっているもので…カバーを開けて中を確認してってやってると、えらい時間がかかるんですな。 そしてたまに、 「あーこんなん持ってた、持ってた!」 って浮かれて読みふけり、今だ持って作業未完。鴉の泣き声が聞こえるわ(阿呆阿呆 そして、そうこうしている内に次から次へと本を買うものだから、振り出しに戻るって感じで…計画性ないのが身上なんだけどね(ホザケ 終わらないですよ。 そしてたまに家の中で本を見つけ、 「あーこんなん(以下略)」 あっちこっちに置き去りにするもんだから(だらしないなァ)、まとまらないですよ。まとまらない。 かと云って本を雑に扱っているわけではないッスけども。 ただ、読んだら読みっぱなしで元の場所に戻さないだけで。そして母親の手によって、家の中至る所に置かれる本棚の中へと、無差別に収納されていくのです…(自業自得 今月中には仕上げたいなァとか思いつつ、来月はじまってすぐに…テストなんですよ。テスト。学生に必ず付きまとう恐怖の期間。しかも今回は進路に関わってくると云う、絶望のオマケつき。味は…苦丁茶×30かな(苦 本の衝動買いクセを治さねば…絶対に治らないだろうと思うけれど。 取り敢えず、ご飯そっちのけで本代捻出するのやめようかな…。でもなァ飯食ってるより本読んでるほうが幸せだったりするんだよね…。 活字天国――ッ!! 叫んでみたり。 先日本屋で京極さんの未購入本を探していたのですが。 出版社を忘れ、ひたすら文庫の中を彷徨う女子高生。 どうしてもほしかったので、仕方がないレジで探してもらおうと足を向ける。 「すみません、本を探しているんですが」 本以外の何を本屋で探すんだとか突っ込みは心の中にしまっておいて。自分でも思ったので。 「タイトルは?」 「“ようかいばか”」 あの時の店員さんの物凄い疑問系の顔が今でも忘れられません。 「は? もう一度」 「“ようかいばか”です」 そして再度、“はァ?”って顔。 失礼な。ちゃんとした本だぞ。 「ええ…っと、“ようかいばか”…ですね」 中々検索できない模様。 「お化けの“妖怪”に、“馬鹿”です」 ますます困惑顔の店員さん。 ちょっと哀れになってきたり。 それと云うのも、コレ、先日遅刻して行った時に地元の本屋であった出来事でして。その時間帯に女子高生が制服着て探すような代物ではないと云われれば、確かに頷けます。うん。参考書とか、ファッション雑誌とか、せめて学生向けの文庫とかならまだねェ。 “妖怪馬鹿”ですから。 「あ、はい。ありました。ええと、京極夏彦さんと多田克己さん、村上健二さんのものですね」 「そうです」 ただいまお持ち致しますと笑顔で走り去って行く店員。 何故にそんなに焦っているのか。 そして笑顔の真意は。 やっぱ。 もー関わりたくなーい。 とか思われたんでしょうか。まさか。サービス業。 そして持ってきてもらった本を手に、喜色満面の夏目。 「カバーはお付けしますか?何色を?」 と問われ、何も見ずに 「ワインレッド」 と即答する辺り、常連感を漂わせる。少なくとも十年は通ってますが。 そして無事手に入れて、電車に乗り込みいそいそと熟読。降りるべき駅を危うく降り過ごすトコでした。あー焦った。 そして。妖怪馬鹿三人の座談会をまとめた本を熱心に歩きながらこれまた読む。途中視界がピンクに変色してすんごい焦りましたけど、アレは何の現象なんだろうか? 日光が強すぎたの? 素の京極さんを読めてえらい幸せ一杯だったんですけど、それにしたって京極さん、他の人そっちのけで喋りすぎですよ(笑 何より、彼の女子高生口調を生で聞いてみたい。ってか、今時そんな喋り方している奴いないんじゃァとか思いつつ、世代が世代だけに細かい区分なんてできないか…と思ってみたり(失礼 そしてそして、コアな妖怪談義を読めて頭の中大混乱。時代と誤解と洒落が織り成す妖怪の正体…コアです。 最近母親が家にいない。 いないのは構わないんですが。 いない理由にちとムカリ。 「ライブ通い」 ですよ。イイ歳したおば様が。 気に入りの「fab tone」っつーインディーズのクラシックバンド(なのか?)に大ハマリ。 サイトは日参、ライブも足しげく。 バンドメンバーとも懇意の仲で。 ガストのモニターでfabのプロモが流れるとあっては見に行き、ラジオがあるとあれば録音・現地見学と、もー大忙しです。 終いには、 「嶺姉、fabのファンサイト作りたいの。作って」 とまで云い出す始末。 「やり方教えるから自分で作れ」 と断りましたが、さすがにそれは時間がないので断念した模様。でもまだ諦めてないようなので、夏目いつか作らされるのカナ…自分のサイトだってままならないのに。未だに姉君の手を借りないといけないっつーに、人のまでやれるほど頭ないです…。 そしてそんなこんなで、今日明日と仕事が終わった後にライブやらラジオ録りやらに駆けつけ。 因みに今日のラジオはスタジオまで入れてもらえるらしく、嬉々として出掛けていきましたよ。 それはいいんだけどもね、 「ご飯…」 お金ないんですよ(否自業自得と云えなくもない… せめて何か残して行って下さいよ。 お米と卵だけ残されても、さすがに夏目…嫌気指しちゃいますよ。 ちょっとグレてもいいですか? まァ好き勝手やるのがストレス発散って感じで、親には向かない親だったりするので今更なんですが、兄と云う煩い監視役がいなくなってからと云うもの、増長したかなァと思ってみたり。 いい加減、どーにかならんかね。 ではでは。 本日はコレにて失礼。 |