道化者の憂鬱...紫(ユカリ)

 

 

あの興奮を!! - 2007年01月20日(土)

http://www.youtube.com/watch?v=CtLAGNEYpMw

牧原わかいなぁ。

岡田、小せぇぇ・・・

あぁ・・・
もう、待てません。
早くシーズンが始まらないだろうか。

先日、球児がインタビューで、「中日が大嫌いです」
とか言ってたの見て、大笑いしました。


これはメモ

 出勤時間が遅いからという理由だけで選んだ販売業。
楽しかった。あっとう間に店長になった。
中間管理職。数字に負われる毎日。
上からも下からも文句を言われ続ける毎日にウンザリした。
立ちっぱなしの仕事、1人で夜遅くまで残務処理。
終電ギリギリで帰宅した部屋は、狭いワンルーム。
雑誌と新聞が崩壊寸前のまま、積み上がっていた。

 久しぶりの休日、閉め忘れたカーテンから溢れる日差しで目が覚めた。
まだ、ゴミだしの時間に間に合う。
のろのろと立ち上がって、乱雑に、新聞、雑誌を紙袋に詰め込んだ。
あまりの重さで、よろよろしながら、古紙回収置き場に放り出す。
溜息をつきながら、自動販売機でブラック珈琲を買おうと思って小銭を
自動販売機に入れようとした所で、後ろから声が飛んできた。

「ちょっと、これ出したのアンタ?!」
振り返れば、エプロンというよりは、前掛けをした老婆が仁王立ちで
私が出した紙袋を指さし、こちらを見ていた。
「はい・・・・そうですけど・・・」眠た気な目と声でぼんやり答えた。
「ダメよ!こんな出し方じゃ!!チラシが飛んで迷惑になるでしょう!」
 
 一番最後に、チラシを上にして放り出した紙袋。確かに言われた通りだった。

「すみません。」さっそく、直しにかかる。
老婆は、他のゴミの分別を始めている。
「もうねぇ、最近の人に、声をかけるのは、こっちだって命がけなのよ。
でもアンタは、素直でいい子なのね。」やさしい笑顔だった。

 ずっと数字に追われて疲れていた。
褒められたのは、いつ以来だろう。いきなり涙が溢れた。

「ふぅ、終わった終わった。」老婆の声が聞こえる。

「アンタ、そんなに私が怖かった??」
「いえ、違うんです。」泣きながら答えた。
 自動販売機で、買おうとしていた、珈琲を2缶買って、積まれた新聞紙の上に
腰掛けながら、ゴミ収集車が来るまで話し込んだ。

「仕事は、大変だけど、頑張ってる証拠。だから店長になれたんでしょう。
しっかりしなさいな!」背中を笑顔で叩かれた。

 温かい珈琲を飲みながら、毎週、色々な話しをする。

 もうすぐ春になる。
桜が咲いたら、そのまま、お花見に誘ってみようかと思っている。



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