てぃるるの日記

2004年10月08日(金) 友との永別

友達が死んだことを知ったのはその日の早朝だった。
メールで初めて知った時には既にお葬式も終わっていた。
普段メールだけでやり取りしていたから、こんな形でしか訃報を知ることが出来なかったのが悲しい。

もういない。
もう会えない。
もう話せない。
あの優しそうな笑顔を見ることは、もうない。

声を押し殺して泣いた。

私はもう、
何も見たくない。
何も聞きたくない。
何も言いたくない。
何も読みたくない。
何も書きたくない。
何も食べたくない。
何も感じたくない。
何も考えたくない。

なのになぜ、「普通」に振舞おうとしているのか。
なぜ、いつものように日常生活を続けようとしているのか。

私には分からない。
自分で自分が分からない。

何故私は、いつも人が死んだ時にしてきたように、号泣できないのか。

ただ、胸が痛い。

ああ、そうだ。
休もう。

 私 は 全 て を 休 ん で し ま お う 。


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