関西で暮らしていると、なんだか言葉が丁寧。 えみんこの生息する関東では「おかゆ」も関西では「おかゆさん」だし、「飴」は「飴ちゃん」だし。 では「梅」は? 「梅ちゃん」なのか? はたして。。。聞いた事ないけど。。。
今日は梅ちゃんばかり食べておりました。 えみんこは梅がすきなんだね。 自宅でも梅干と梅酒と梅ジュースをつけるけど(おかんが) でも、あまい梅干に食指が動くえみんこ。
和歌山の井口食品という会社の「黄金漬け」がNo,1なの。 ぜんっぜん。そこいらの味梅や蜂蜜梅とも違うのよ。 じゅるる。あ。思い出してきた。 そろそろ通販に申し込もうかな。じゅる。
もちろん自前のうめぼしもすきなんだけど、やっぱりおばあちゃんが付けてくれたのと、おかんのとでは微妙に味が違うのね。 えみんこも(おかんが元気なうちに)習って、漬けてみないと、と思い始めて早10年。来年こそ〜。
えみんこは母方が秋田の血だから、おつけものレシピも充実しているのだけど、気候が違うので関東で漬けるとわいちゃったりするのが難点。 えみんこが、めちゃめちゃ好きな「キュウリの塩&とうがらし漬け」というのがあるのだけど、暖かいからわいちゃうの。残念。 漬物倉が欲しいなあ。。。
あとね、冬は「なた漬け」。 祖母が死の間際につけた「なた漬け」は史上最高の出来でした。 というのも、つかう甘酒から手作りしたからなのだけど、こたつにいれるところを目撃したえみんこだけど、その甘酒分のレシピを誰も知らないのでまぼろしなのです。 毎年つけていたけど、あれほどおいしい「なた漬け」はありませんでした。
そういえば高村光太郎の詩のなかで、亡くなった智恵子の漬けた10年物の梅酒を味わうものがあったけど、そのなた漬けはそんなにねかせることなく食べてしまいました。
やはり祖母が漬けていた10年物の梅酒もでてきたのだけど、売られているものや、半年つけただけの梅酒とはまったく違った味で、それはそれでおいしいというか、感慨深いものがありました。しみじみ。ほんのり。 |
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