2006年05月20日(土) |
鄭香均さん、本田神父を招いた集い |
「7・1出版を祝う集い」が準備されています。 そのための実行委員会が以下のとおり、呼びかけられています。 多くの皆さんのご参加をお願いいたします。
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「7・1出版を祝う集い」実行委員会参加のお願い
二冊の本の出版を祝う集い―本田神父と鄭香均さんを招いて =「神は貧しく小さくされた者と共に」=
拝啓
日々の取り組み、大変ご苦労様です。
大阪の釜ヶ崎で野宿者の自立の運動に長年関わってきた本田哲郎神父と、国籍を理由にした差別に対して東京都を相手に最高裁まで闘った鄭香均さんがこの度、これまでの活動から見えてきたことを記した本<「釜ヶ崎と福音」(本田哲郎著 岩波書店)・「正義なき国」鄭香均編著 明石書店>を出版されました。
二冊の本の出版を祝してお二人をお招きし「7・1出版を祝う集い」を企画いたしました。自分たちの生き方や社会のあり方について学びたいと願っております。
つきましては実行委員会を結成し、より多くの皆様方の参加を呼びかけたいと考えております。下記のとおり実行委員会結成の集まりを行いますので、日頃地域において地道な活動をされている各団体や個人の皆様方のご参加をお願いしたくご連絡申し上げます。
記
「7・1出版を祝う集い」実行委員会の設立会議 ◇日時:6月6日(火)午後6時半 ◇場所:川崎市産業振興会館 第1研修室(川崎駅東口より徒歩10分 電話:.044-548-4111) ◇議題内容 当日のプログラムについて 「7・1集会」までに準備すべきことの検討 実行委員会の報告内容について
以上
「7・1出版を祝う集い」実行委員会(仮)(呼びかけ代表 望月文雄) 連絡先:川崎市川崎区観音町1−1−19 日本基督教団桜本教会気付 電話:044-599-1447、Fax:044-599-0609
【紹介 本田哲郎神父・鄭香均さん】
本田神父の新著は「釜ヶ崎と福音―神は貧しく小さくされた者と共に」(岩波)で、信仰者や教会組織の枠を超え、現代に生きる人間の在り方について多くの人の共感を呼んでいる名著です。教会の責任者の立場から、野宿者の街に住み着き、その経験の中から見えてきた思想は読者の心を揺さぶり、当日の本田哲郎神父の講演は組織や個人の根本的なあり方について示唆に溢れたものになると期待されます。
鄭香均さんの新著は「正義なき国―「当然の法理を」を問い続けて」で、彼女は東京都の国籍を理由にした差別を訴えましたが、最高裁では、東京都の差別を認めず、外国籍公務員の処遇に明確な判断を下さないで各地方自治体にその判断を委ねました。判決後、鄭さんは記者会見で「哀れな日本」と喝破したことが大きな波紋を呼び、石原知事をはじめ一般の人から数千通に及び抗議のメールを受ける事態になりました。当日のお話は、川崎市がもつ問題点についても解決に至る明確な視点を提示してくれるものと期待されます。
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