川崎連絡会議日報

2004年06月02日(水) 2年ぶりの日報投稿  崔 勝久

いや、久しぶりの投稿です。
連絡会議のHPはデータベースで満足するな、もっともです。Hちゃん、ごめんね!

5月25日、連絡会議の事務局がありました。
7月に市当局との直接交渉をしようということになりました。
私はこの場は連絡会議にとって大変重要な転機になるような予感がします。

川崎市において外国人は日本国籍をもつ日本人と同じ市民であるという基本テーゼは本当に成り立っているのでしょうか?
阿部市長は、外国人は「準会員」であると発言し、その発言を撤回・謝罪していません。李仁夏青丘社理事長は阿部市長に対して問題を大きくしないために「発言を封じ込め」ようとしたと告白しています。外国人市民代表者会議でもこの発言を完全に知らんふりしています。これは知らん振りして済む問題ではなく、これまでの運動のレーゼン・デードルに関わることであるということを再度、確認しましょう。

この外国人市民代表者会議で発案された「わくわくプラザ」は、結果として
東大島小での事故によってその発案の責任が問われます。市当局の代弁をしただけでないのか、ということです。「わくわくプラザ」での事故は(事件という当事者の話もありますが)、起こるべくして起こった「構造的な問題」であることが判明してきています。従って、その「問題」を放置して事故が起こったということに対しては、市長と李理事長の責任が問われるのです。
次の学集会にはこの「わくわくプラザ」が「構造的な問題」であると国連機関に提案したNPOの方を招きたいですね。そこに市当局、青丘社をはじめとした関係者を全部呼びましょうね。

「共生」批判を本格化します。

崔 勝久

PS: Sさんから川崎市職の実態を聞き、そーか、そこまで組合運動は空洞化
しているのかと暗澹たる気分です。変に組合運動との連帯などという幻想を
持たないで、HPを通してしっかりと連絡会議に集まる人が自分の考え、生き方を主張していくことの大切さを再認識した次第です。みなさん、投稿しましょうね!


(上田註:原稿は、5月26日に書かれていて、文章では「昨夜連絡会議の事務局があり」とありましたが、「5月25日、連絡会議の事務局」と訂正しました。)


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