ちょっとしたメモとか。

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2003年05月23日(金) 芽を摘まないでほしい。

前日に長々と書いた駄文の
付録のよーな日記です。

「個性と感性」

この辺は周囲の環境で
3歳までに殆どが作られてしまいます。
これは有名なのか
最近は幼児教育が盛んで
どんどん開始年齢の低年齢化が進んでるようですが
習いごとを小さい頃からさせたとか
たくさんやってるとかは
実はあんまり関係ないのです。

大事なのは家の環境。
もうこれ一つだけです。

私自身を例にあげてみるとすれば
父が若い頃にバイオリンを習っていた事もあって
いつも音色が家で響いていました。
そんな上手では無いと思うけどいつも楽しそうだった。
父が弾かない時は、シュトラウスのレコードや
母が好きなクラシックのレコードが
毎日かかっていました。
その合間に、童謡のレコードをかけてくれて
3枚もあるLP全ての曲の順番を覚えるくらい聞いて
いつも一緒に歌っていました。

たまたまうちの隣の家の娘さんがピアノを習っていて、
毎日練習する音が聞こえていました。
私はそれが凄く気になったのか
父のバイオリンには見向きもしなかったのに
勝手に隣の家に上がり込んで座り
じーっとピアノを聞いていたそうです。
これが1歳半〜2歳の頃の話しです。

3歳になって、そんなに好きなら音楽教室に行かせてみようと
グループレッスンの音楽教室に母が連れてってくれました。
その頃はまだオルガンだったのをよく覚えています。
その後に続くコースがなかったので、自然に個人レッスンに。
そして現在に至るのですが
音楽教室に行ってから好きになったというより
最初から好きだったっていう感じの記憶があって
その部分が、「環境」だと思うのです。

野球選手を夢見た親の子は
やはり野球をやりたくなったり
舞台で活躍する親を見て育つと
自分もいつかと思ったり
やはり親の影響って凄いと思うのです。
私の親は両親共に別に何が得意だった訳でもないけど
ただ音楽が「大好き」だったんだと思うのですね。
だからそんな両親の生活環境のおかげで
私も音楽を「大好き」なんだと思うわけです。
大きくなってから影響されて自分の物になって行くものが「個性」
体に染み付くように物心つく前から影響されて出来上がるものが「感性」
だと思うのです。



そして環境が作るものの他にもう一つ…

子供が出来なくても、どんな事も
この子にはむいてないんじゃないか…なんて
子供の前で言わないであげて下さい。
親が言えば、そうかもしれないと思ってしまう。

子供って単純です。
親が頑張りなさいって言えば根性出します。
もう無理やしやめといたら?て言えば、すぐ諦めます。
子供の頃は親の言葉が全てなんです。
だから簡単に
「この子には無理かも」とか
「出来ない子だから」
とか言わないで下さい。
その時点で「出来ない子」にしてしまってる事に
どうか気づいて欲しいと思います。

おにごっこしてる子たちと一緒に遊びたくて
うずうずして走り出そうとしてる子供の手を引いて
「静かにしてなさい」
って言うのと同じ。
親としてはお行儀を教えたつもりでも
そこでその子のやる気とか意思とか
奪ったことになってしまう。

そうやって今まで躾をしてきた結果が
「出来ない子」にしてしまったんだって事に
早く気づいて欲しいです。


子供も居ないのにわかるわけない。


そう言われても反論します。
親の気持ちは親になってみないと判らない。
でも子供の気持ちは親になると何故か忘れてしまう。
大人の視点で子供側から見る事が出来るからこそ
判った事なのだと。



だって、
「子供の様子」と「親の育て方」
見てればやっぱり比例しているから。











水月陵