Kimono Style にて - 2003年09月07日(日) 本日は、おともだちのようちゃんと彼女のお花仲間たちの6人による展示会。 "Kimono Style" と名をうち、「和を生かした花のかたち」がそれぞれに表現されるという。 「骨董市巡りにはまっちゃって〜」と楽しそうに話してくれたようちゃんだが、 その目的はこの展示会のためでもあったらしい。 彼女とはあるHPを介して知り合ったのだが、そこのお仲間3人と見に行く。 夏の最後に、うすものを着るかな、と昨日までは思っていたけれど、 今朝起きてみたら、なんだか秋の気配が濃厚。 涼しいじゃない・・・。天気もどんよりだし。 これじゃ、うすものを着るにはちょっと気が引ける。 しかし、SMAPライブで着たものと同じはつまらない。 こんな時には万寿菊のきものだわ。 万寿菊ってぽよぽよしてるよね。 単衣の時期に大活躍の洗える着物。 洗える着物を選ぶ時には、妥協せずに、 すごく気に入った柄のものを購入することにしている。 私は背丈は低いほうなのだが、小さな柄の小紋より、 大柄のものの方が好きだし、似合うのではないかと思っている。 特に花は小花柄は苦手。 これはポリエステルの浴衣として売られていたものだが、 プレタゆえ私にはかなり大きく、 浴衣として着るとすべってしまってすごく着にくい。 おそらく着崩れもしやすいのではないかな。 もっぱら長襦袢着用。合わせたのは花織りの半幅帯。 ようちゃん作のブーケを手にして。 展示された作品は、大きなオブジェからブーケ、髪飾りに至るまで様々。 アンティークきものに合わせてアレンジされたものは、 どれも繊細で懐かしい。楽しく創作してることが伝わって、 居心地の良い空間となっていた。 ようちゃんの大作はこちらっ→ 踊りの衣装だったという、壁にかけてある着物との調和の花たち。 すごいなぁ、ものを創るって。私はこういうことが苦手なので、 自分で創れちゃう人たちがうらやましい。楽しいだろうな、と思う。 私の楽しみって、ほんと、消費によって得られることだよな、と思った。 いかんなぁ・・・ちょっと落ち込み。 何かを創りだすこと、生み出すこと、私の中にあるだろうか。 こういう作品もありました。 アンティークの振り袖に、植物の帯。 伊達襟にも大きな葉がつかわれていた。 この振り袖の柄、刺繍なんだよね。着れちゃいそうだけど、 この後は着用せずに刺繍部分を使って何か作品を創る予定らしい。 おまけ・・・ようちゃんの足下→ 矢羽根の柄足袋は、通販和服サイトの共同購入で買ったもの。 この時、私は金魚柄、紫陽花柄のものを一緒に購入。 ようちゃんの着物は木綿。この大きな水玉を見ていると、 駄菓子屋さんにある、お砂糖がまぶしてあるちょっと大きめのあめ玉を 思いだしちゃうんだけど。かわいいよね。 ようちゃんにお茶を点ててもらってしばしおしゃべり。 バッグブーケコンテストなるものをやっていて、6人それぞれが一つ、 プレゼントするための作品を創っていた。 気に入ったものに投票すると、抽選でその作品がプレゼントされるという。 ようちゃんのはどれ、とあーだ、こーだと、うんちくし、投票する。 「で、ようちゃんの作品はどれ〜。カミングアウトしてよ。」 「みんな、友達がいがないなぁ・・・。」 誰一人、選ぶことができず・・・。 でもさぁ、意外な作品を創れるってことは、作家として大切よ、ようちゃん。 -
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