ちょっときもので・・・...mao

 

 

春のおでかけ - 2003年03月09日(日)

ここ何日か、野村萬斎主演のハムレットのチケットを取るために、
躍起になっていた。
噂で激戦だと聞き、何が何でも見たくなってしまい、
世田谷パブリックシアターの友の会にまで入ってしまった。
そして本日は、その友の会の会員のための先行予約日。
朝10時から、ぴあの特別電話番号での受付が始まるのだった。

しかーし、今日はほぼ毎月行われているおがわやのお食事会の日。
待ち合わせは11時45分。
10時に電話をかけ、チケットを取り、
きものを着て出掛けるなんて時間はあるのか。
勝負は電話受付開始後30分。でも激戦と言われているチケットが、
開始30分ぐらいですんなりと取れるものだろうか。

へへへ。すでに自分の分は確保してあるから、無理でもへーきなの。
3月7日にクレジットカード会社の先行販売があった。
購入できる公演日が限られているけれど、そんなこと問題なし。
しっかり電話をかけ、自分の分は2公演分確保
(おいおい、2度も見に行くのか)。
受付直後はつながらず、うそだろ〜、と思ったけれど、
これは5分で予約完了。穴場だったかも。
でも、チケットが送られてくるまで座席番号がわからないんだよね。
先行予約なんだから、いい席を期待しているのだけれど、どうだろう。
ま、世田谷パブリックシアターは劇場の造りがいいので、
後ろになればそりゃ萬斎ハムレットは遠目になるけど、
見にくくていらいらする、ということはないからいいか。

で、友の会会員予約受付であるが、
母の分2枚を予約しなければならなかった。
10時1分前からかけてみると、
「混み合っていてつながりにくくなっている」というアナウンス。
そしてこれは、勝負の30分後までずっと続くのだった。
話し中にさえならないのだからすごい。
結局、きものを着る時間がなくなるので、打ち切り〜。
お食事会から戻ってきて、まだチケットがあればラッキーということに・・・。
ダメな場合の母の分は、江戸前狂言ファンクラブの先行予約にて挑戦。
(だって、それに入らないと狂言のチケット取れないんだもんっ)

さてさて、きもののお話。
本日のお出掛け先は「小笠原伯爵邸」。
河田町にあるスペイン様式の洋館が、レストランとしてオープンしたという。
東京都の持ち物で解体の予定だったそうだが、
地域の方々が残すように運動を起こし、
その結果、維持費の問題もあって、
レストランとして使うことになったという。

こんな所に・・・というぐらい、ぽつんと洋館がある。
地下鉄大江戸線の駅のすぐ裏なのだが、新しい駅を造るに当たり、
まわりとの調和を東京都は何も考えてはいなかったようである。
解体するつもりだったから仕方ないのか。
スペイン様式の洋館ということで、レストランでいただけるお料理は、
スペイン風懐石。
Modern Spanish Cuisineだそうである。
12品もあるコースのお料理で、食べ応えありであった。

春のおでかけはこんな感じでスタート。
オレンジの帯は山本由季さんの作品。
年末にお店で見つけてしまったら、
もうどうにも欲しくなってしまった。
縮緬の帯で文庫結びができるように、
絹の帯芯を入れて平仕立てにしてもらった。
きもののピンクと同じ色の大きな花と、赤と緑の小さな花、
それからいたずら書き風なモチーフが描かれている。
小さなピンクのハートがついている、
透明なガラスの帯留めを使っているけれど
・・・写ってないな。

小笠原邸ではダイニングルームでの写真撮影はお断りということ。
お忍びで来る方々もいるそう・・・
プライベートでもビジネスでもね。
トラブルを避けるためらしい。
たっぷりなランチでもう頭なんて働かなーい状態になってしまったので、
お食事後、写真をとる気力がなくなってしまい、これだけ・・・。


 
帰宅後、再びチケットを取るべく電話。
今度はスムーズ。
だってもう夜7時をまわってるよ。
売り切れの日もあったけれど、ま、第2希望日で獲得。
後ろの方の席だろうと思ったら、以外にも前から8列目。
私が行く日よりいい席だったら・・・
この日に私が行くに決まってるよね〜。


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