パンドラの箱
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さあ、そこに跪き、許しを乞いなさい。
自分が悪かったと。 許してくださいと。
土下座をしてもいいんじゃない? それほどにあなたの犯した罪は重く、ひどいものなのだから。
ほら。 頭を下げなさいよ。 踏みつけて地面に顔を擦り付けてやるから。
え? これで気が済むかって?
そんなわけないでしょ?
こうやって永遠に、あたしに許しを乞い、 決して許されることなく、地面に這いつくばる姿を晒しつづけなさいよ。
なに?その目は。 自分がしてきたことを考えてみなさいよ。 馬鹿なプライドばかりを振りかざし、 善人ぶって人を騙し、 その愚かさを思い知ればいい。 身のほど知らずであることを思い知ればいい。
どうしても許して欲しい? そうね・・・あなたの一番大切なものを。
それを守るために、 あなたが今まで何をしてきたか、 これから何をするべきか、 きちんと答えが出せるなら、そのときは許してやってもいい。
そして二度と減らず口を叩かないと誓えるならば。
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