ダンディズムスケジュール
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| 2002年10月26日(土) |
普通ということ・・・ |
今思えば普通に義務教育うけ、成績も普通・・・よって高校も県立の地元の高校へ・・・普通の王道だね、へっへっ。
んっでっ普通ってなんだろう?と考える訳・・・すると俺の考えるとこでは世の中の見た目、態度、そして成績がある時点まであれば普通・・・なのかな。まぁそれでも時代に抑圧があったのでこの普通からはなんとか抜け出したいと思っていた。
まず中学校だ!全員坊主頭・・・白い靴、白い靴下、色の決まった学年別のジャージととにかく普通である規律が多いのは確かだった。中学の時兄貴を訪ねて東京に行った時は女みたいな男が沢山いる。しかしオカマではなくちゃんとした男の学生であるのよ(当時のファッションであるのだが田舎者のよっちゃんは腑抜けた男に見えたのだ)そんな感じで北朝鮮育ちのような感覚を持った少年は次々と衝撃を受ける・・・
同じ年頃の男や女が様々な髪型、洋服、靴、ウォークマンを聞きながらの登校・・・正直日本人も終だなっと思ったものだ・・・・なんせ家の親父さんはもと自衛隊、日本人教育には徹底していた・・・(今の私からは想像もつかないですけどね、と言うより影も形もあったもんじゃない)
それと東京は水が果てしなく限り無く不味い、田舎のわき水育ちのよっちゃんには毒にさえ思えたものだ。こんな水飲んでたら犯罪も増えるはずだよなどと思いつつ飲んでました。
話は変るけどその後こんなエピソードがあった・・・東京でネズミ構の浄水器販売の仕事を始めた次男が田舎の両親に売りに来た(まぁ身内から売ると言うネズミ構の基本だね)その時のうんちくで『いい水は体をよくする!健康にしてくれるんだよ、間違った水の飲み方をしていると身体の内側から悪くしてしまうんだよ』
・・・とここまでは一般的には正しい事を言ってるし確かに東京には必要だわなぁ・・などと思いつつ聞いていると『水道水がどんなに危険かみせてやるよ』と次男がリトマス試験紙のようなものをごそごそと取り出し家の水道から汲んだ水の中にそれを入れた・・『これが青くなると・・・・あれっ・・これが・・・』『きれいじゃない!家の水』『でもね・・・これを使う事によって全然違うんだってxxxxxxxxxxxxxx』
最後に親父が『わかった・・・買ってやる・・・・お前はこれを売らなきゃなんねんだろう・・・』と家族の話で申し訳ないがそれだけ家の田舎の水は上手いのだ。結局浄水器は買わなかったが時代も変り浄水器はほとんどの家庭で見られるものにはなったね。話が随分と脱線してしまったが・・・
ええっと〜そんなこんなで東京のカルチャーショックを受け東京から買って来たRCサクセションのレコードを(そうこんときゃまだLP盤だったのよ)聞きまくったね!〜授業中 欠伸してたら〜 口がでっかくなっちまったぁ・・まぁ実際はやらなかったけどね、先公に殴られるからねっ(当時は当たり前のようにひっぱたかれたからね)
・・・いつも考えてた・・・どっかに飛んで行きたいって・・・こんな田舎から飛び出したいって・・・普通の中学生が夏休みの最後、とんだ冒険をする事になる・・・・ 続く
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