にっき日和
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その本と出会ったきっかけは、
我が家で購読している地方新聞の書評でした。
たいして話題になっていなかった割には、
やたら褒めちぎっているけれど、
紹介されているあらすじを読むかぎりでは、
地味目なミステリーという印象でした。
が、本国スペインでは空前の大ベストセラー、
世界三十七カ国で翻訳出版されているとのこと。
で、ちょっと興味をそそられてしまったわけです。
1945年。
靄に包まれた古都バルセロナ。
無数の書物が眠る「忘れられた本の墓場」で、
十歳のダニエルは、偶然一冊の本を手にする。
この本との運命的な出会いによって、
彼は知らず知らずのうち、
幻の作家を巡る、暗い過去の世界へと引きずられてゆく・・・・・・
「風の影」著者カルロス・ルイス・サフォン。
バルセロナ生まれだそうですが、
いったいどんな人なのかしらと思いきや、
あらま、わたしと同い年生まれ。(←それにしてはハゲてるが)
そういえば、物語のラストも同年というのは、
単なる偶然なのでしょうか。 ( ̄-  ̄ ) ンー
なんだか運命的な予感がいたします。
・・・・・・なぁんて。
ちょいと、こじつけが強引すぎましたか。。。。(爆)
スペインは、わたしが今もっとも行きたい国ではありますが、
バルセロナは、正直言ってあまり好きじゃないのです。
だいぶ昔に、駆け足で回ったことがありますが、
さして印象に残ってないし。
ガウディやダリは、
わたしのような凡人には理解し難いなぁ・・・なんて。。。
まぁ、それはさておき。
この物語に出てくる彼の地は、あまりにもノスタルジックで。
そして彼の地の人々は、あまりにも魅力的だったのでありました。
できれば、他の人にも読んで欲しいので、
ここで詳しいことは語りません。
だって、著者にまで興味が及ぶというのは珍しいこと。
久々の大ヒット、お勧め本の紹介でした〜♪
ぴょん
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