にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2007年05月03日(木) 風の影

その本と出会ったきっかけは、

我が家で購読している地方新聞の書評でした。

たいして話題になっていなかった割には、

やたら褒めちぎっているけれど、

紹介されているあらすじを読むかぎりでは、

地味目なミステリーという印象でした。

が、本国スペインでは空前の大ベストセラー、

世界三十七カ国で翻訳出版されているとのこと。

で、ちょっと興味をそそられてしまったわけです。




1945年。

靄に包まれた古都バルセロナ。

無数の書物が眠る「忘れられた本の墓場」で、

十歳のダニエルは、偶然一冊の本を手にする。

この本との運命的な出会いによって、

彼は知らず知らずのうち、

幻の作家を巡る、暗い過去の世界へと引きずられてゆく・・・・・・




「風の影」著者カルロス・ルイス・サフォン。

バルセロナ生まれだそうですが、

いったいどんな人なのかしらと思いきや、

あらま、わたしと同い年生まれ。(←それにしてはハゲてるが)

そういえば、物語のラストも同年というのは、

単なる偶然なのでしょうか。 ( ̄-  ̄ ) ンー

なんだか運命的な予感がいたします。

・・・・・・なぁんて。

ちょいと、こじつけが強引すぎましたか。。。。(爆)




スペインは、わたしが今もっとも行きたい国ではありますが、

バルセロナは、正直言ってあまり好きじゃないのです。

だいぶ昔に、駆け足で回ったことがありますが、

さして印象に残ってないし。

ガウディやダリは、

わたしのような凡人には理解し難いなぁ・・・なんて。。。

まぁ、それはさておき。

この物語に出てくる彼の地は、あまりにもノスタルジックで。

そして彼の地の人々は、あまりにも魅力的だったのでありました。

できれば、他の人にも読んで欲しいので、

ここで詳しいことは語りません。

だって、著者にまで興味が及ぶというのは珍しいこと。




久々の大ヒット、お勧め本の紹介でした〜♪






 


































ぴょん

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