Spilt Pieces
2003年03月22日(土)  遊
家族と一緒にディズニーシーへ行ってきた。
弟の合格祝いで行ったのだが、偶然にもこの日は父の誕生日。
めでたい続きで久しぶりに家族揃っての外出。
そして初ディズニーシー。
雰囲気を楽しむところだという噂はかねがね聞いていたが、私はシーソルトのポップコーンにはまって食べまくっていた。
残念ながら、色気より食い気という言葉が自分にはよく似合ってしまう。


ファストパスなどという素敵なものを作ってくれた人に感謝。
春休みの3連休真ん中というものすごい日に行ったにも関わらず、30分も待たずに多くのアトラクションに乗ることができた。
絶叫系が大好きな私にとってはほんの少し物足りない部分もあったけれど、全体的に町並みというか雰囲気がよくて、とても楽しかった。
弟はこれから下宿してしまうので、また家族揃ってというといつになるかは分からないけれど、また行きたいなと思った。


それにしても、あの金額設定の高さにもめげることなくお金をポイポイと落としていく人々を見ると、日本が不景気だなんて嘘に思える。
小学生が「安いよね」と言って1000円くらいするキーホルダーを買っている様子に驚く。
自分が小学生の頃、1000円は決して安くなかった。
少しずつ、時代の差を感じ始めた今日この頃。


あちらこちらで、星条旗が目に入る。
何かのアトラクションでは、フランスの大きな国旗があった。
昔のアメリカを描いたショーの中で、「みんなの平和と幸せを願って」といった台詞があった。
複雑な心境にならざるを得ない。
アトラクションの順番待ちをしながら、新聞を片手に戦争に関する記事を読む人がいた。


土産店では、ドナルドダックが星条旗のズボンを穿いている。
ドナルドが好きな私は、車に乗せるためのぬいぐるみを買おうとしていた。
でも、やめた。
小さな劇場で、ブロードウェーミュージカルのダイジェストをやっていた。
ショーは、とてもおもしろかった。
でも、ふと思い出してしまった。
ロシアでの劇場爆破。
こういう状況で起きたのか、と思うと気が気じゃなかった。
アメリカの人々がテロに怯えて暮らす様子を想像する。


首相の言葉が日本の意見になるとしても自分の意見と一致しているとは限らないのと同様に、アメリカにも反戦を唱える人が多くいるのだろうと思う。
イギリスでも、反戦デモは大規模に行われた。
集団として批判する以外のことはできないけれど、個人を見たら?
アメリカのしていることを快く思わなくても、では具体的には誰が悪いと言えるだろう。
対象が大きくなればなるほど、責任の所在が不明瞭になってくる。
どうせなら、憎しみの所在も不明瞭になってしまえばいいのに。
それともこれは自分が日本人だから思うことなのだろうか。
責任を取るべきことまで曖昧にしてしまう日本人。
「雰囲気で決めます」という首相の言葉に対して非難の声は多いけれど、案外当たっているのかもしれないと思ってしまう。


ミッキーがステッキを振ると、たくさんの花火が水上にこぼれた。
その光を眺めながら、何だか釈然としない気分でいっぱいだった。
次に行ったときは、気持ちよくドナルドを家に連れて帰れますように。
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