Spilt Pieces
2003年02月18日(火)  傷
傷つけられるよりも傷つける方が心に残る。
忘れてはならないと、自分を戒めるためなのかもしれない。
泣かされたことがある。
信じられなくなったことがある。
だけど、きっとどこかで私も誰かに同じことをしている。
自覚さえしていない悪事が何よりひどい。
だから私は、自分のしてきた最もひどいこと、というのがどれだか分からない。
覚えているのなら、苦しむ分だけ償っている。
あくまでも、マシ、というだけの話だけれど。


泣かせた記憶のある人と、記憶はないけれど泣かせた人。
自分ばかりが悲しいはずなどなくて、だから何も偉そうなことを言えるはずもない。
だけど言いたいことがあるのなら私は口にする。
誰かを傷つけたことも含めて今があって、その今を否定するような生き方をすることはもっとひどいことになるのだろうなと。


責められない罪が一番辛い。
でも、様子を窺いながら生きるのもどうなんだろう。
全ての人に好かれようなんて無理だし望んでいない。
誰かに憎まれたとき、怒りをぶつけられたとき、言い訳で逃げないでそれと向き合えるだけの強さを持っていたい。


私が誰かに傷つけられているということは、私も誰かを傷つけているということなんだろう。
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