Spilt Pieces
2001年09月17日(月) 
ネコは、野良がいいと思う。
手を伸ばせば逃げる、引っかく。
ただ、細くてきつい目をして、私を冷めた目で見る。
私は、飼い慣らされた、よく人になつくネコをかわいがるだろう。
そして上からしか見ないだろう。
決してなつくことのない野良が、生まれて大きくなるまで毎日のようにこちらこを見てくる。
バカにしたように、何の興味のないような。
そして私は対抗する。
「いっちょまえの顔しやがって」
一種の仲間意識が芽生える。
同じ場所に住むものとして。
おそらく彼らは否定するか、無視するだろう。
そんな野良が好きで、嫌いなのだ。
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