(SleepWalking)



その横顔を、焼き付けて。
 

さよなら





いうことすら出来ない関係で


ただふわふわと泳いでいる


愚かな魚


さいごのさいご


ギリギリの場所で


忘れないように、見詰めているから


笑っているその顔が


消えてしまわないように


深く泣いている瞳が


零れ落ちてしまわないように


暖かい光の中で


溶けられたら良いね


あなたに春が


やってきますように。

2004年01月30日(金)


にほんブログ村 散文詩

 
 
 
 

back  next  chronological  latest  index

芳   Mail  My Favoite