凛として時雨@代官山UNIT
2008年04月21日(月)
トキニ雨 #10。

出演は出順で以下。
lostage
the chef cooks me
凛として時雨


トキニ雨#8以来の時雨。これまたいつのまにか間があいたな、と。
仕事を速攻で終わらし、恵比寿からUNITへ。初のUNIT。

地下の3フロアがいろんなイベントスペースになっているUNIT。
居住性は良くてクラブ的なイベントには良いかもしれないけれども、UNITのフロアの配置は全然ダメ。
見る人の事を何も考えないで作ったんだろうなーというのがアリアリとわかるハコでした。
そしてフロア内の段差部分で溜まるアホどもはどうにかならないのかね・・・本当に邪魔くさい。

行くとlostage。
ラスト4曲ほどをデカイ柱ごしで聞いたけど、まあ前に聞いた時より印象が悪くなる事は無かったけど、良くもならないかな。
ギターは多少面白いところもあったけど、それだけで。

lostage終わりで段差を抜け前方へ。

the chef cooks me。
始まって数曲はかなり興味をもてない。
だがしかし、悔しいかな後半に行くにしたがって悪く無いなという印象が強くなってしまったのだった。してやられた。
まさに音楽!というバンドで、houseでtechnoでfunkyでhipでjazzyでrockでpopで渋谷系なバンドだった。
バンド隊も非常にスキルフル且つ楽しそう。一人としてメンバーでなくプレイヤーなバンドでした。

そしていつものSEが始まる。
UNITはちょいとローが出すぎ。
PAが悪いのか、ハコの特性か、場所が悪かったのか。良く分からないけどそこら辺もあんまりだったかな

終わってから確認したところ、TKの足元は以下のような感じ。
・BOSS BD-2(?)
・KORG DT-9
・BOSS LS-2(?)
・BOSS DD20
・MAXON OD-820
・BOSS OD-3
・ARION SPH-1
・Digitech DigiDelay
他にもあったような気がするが確認できず。

SCHECTERのTELECASTER(イエロー)に恐らくBUCCHUSのJAZZBASS。
機材的には大きな変更は無いのかな?ピエール氏のセットがピカピカだったからまだ新しいのかもしれない。

音色とコード的に鮮やかな殺人かな?と思ったらやはり鮮やかな殺人からだった。
どうも返しが弱いのかなんなのかあまりハマらない感じ。ギターの音も上手く出て無いような雰囲気で、袖でスタッフさんがサブを用意したりしてた。
けどそのままDISCO FLIGHTが始まり、段々とハマってくる。鮮やかな殺人より盛り上がるって言うのはそういう事なんだなー、と。
そしてテレキャスターの真実へ。

以前の時雨は割と完全なアンサンブルで圧倒するバンドだったんだけど、今回見た時雨は全然いびつだった。
いびつといっても、以前あったアンサンブルを大きく逸脱したいびつさで、怪我の功名なのかバンドの地力の差なのかはわからないけど、「ああ、すごいな・・・」と。
前みた時雨より全然進化していた。そりゃ4桁規模のワンマンやるよなあ、というバンドになっていた。
ギリギリでアンサンブルを保っているような荒々しさだったけれど、もしかしたら今までみた時雨で一番圧倒されたライブかもしれない。
バンドってのは変わって行くなあ。

345さん足元変えたのかなぁ。感覚UFOのベース音が前とちょいと違ったように思った。
相変わらずアンコールが無いってのも素晴らしい。

そんな日


たぶんセットリスト
鮮やかな殺人
DISCO FLIGHT
テレキャスターの真実
Telecastic fake show
Acoustic
ラストダンスレボリューション
nakano kill you
感覚UFO