もともと友人のドラマーがやっているバンドのライブに誘われていて、後から高校時代の友人に「友達のライブあるから行こうよ」と誘われたのが同じライブだったという奇遇な日。
初めてのMARZ。
「standard numbern」というイベント。
出演は出順で
tai
INDECISION
BLEND
森五兄弟
ene
bronbaba
やはりと言うべきかMARZらしいポストロックライクなイベント。
INDECISIONとBLENDを除いて。笑
taiはギターとドラム2ピースのオルタナポストロック的なバンド。
なんか自分が夜中ギター弾いてるときにおちいる世界観と似てるなあ、なんて思い少し親近感が沸いた。
で、知り合いのバンド、INDECISION。
まったく予備知識無く行ったんだけど、パッと聞いた感じだと結構特徴的な声で、歌がメインのバンドなのかな?と言う事。
上手テレキャス、下手ジャズマス(?)、センターギタボテレキャス。声はハイトーン。
上手の音作りがかなりハイよりで、ボーカルの声と帯域がバッチリ被っているという歌モノバンドにあるまじき状態。
下手ギターもかなりハイよりな音作りで、ミドルあたりの帯域がすっかりないスカスカな音になっていた。
PAの趣味もあるのかLOW-MID〜LOW-LOW辺りはあまり太く無いスッキリとした音像で、バンドのサウンドメイクと共に悪い方向へ相乗効果を発揮していたのだった。
後気になった事と言えば、後半はダンスチューン的な曲をやっていたんだけど、弾いてる本人達があまり楽しそうで無いのがなんだかなあ、という感じ。
もっとグルーヴをださなきゃ人は踊らないなあ、という印象でございました。
お次は高校時代の友人の友人バンド、BLEND。
メンバーの一人は元中の奴と同じバイト先で働いていたらしく少し親近感。
上手ストラト(後で聞いたらダンカンのギターらしい)、センターボーカル(座ってたりアコギだったり(ツイン)ベースだったり)、下手の間にベース(サポートらしい)、下手はパーカッション・サンプラー(MPC)という構成。
曲調は少しコアな感じもありつつ、ちょっとミクスチャー的な要素もありつつ、みたいな。
完成度は結構高くて、こういうのが好きな人はウケるだろうな、っていう感じ。
ステージ上でのアクションが結構激しくてそういう意味でも目立つかな?
最後の曲は結構歌モノ色が強くてよさげだった。
4バンド目は2F(というかB1)でソファってたのであまり聞いて無い。
森五兄弟というバンド。
この中では一番まっとうなポストロックと言った趣だった。
5バンド目はene。
ポストロックというよりはインストロックという感じ。
ジャズ的なエッセンスだったり変拍子だったりといろんな要素がありつつ、ポップさも兼ね備わっている感じ。
上手奥がベース役のキーボードで、上手前がメインのギター、センターがバッキングぽいギター。下手がドラムという編成。
今後も伸びそうな雰囲気もありつつ完成度も高い。また機会があったら見てみたいバンド。
ラストはbronbaba。
上手ストラト、下手ドラム、奥がプレベという構成。
ベースはループフレーズっぽい感じで、ギターはフレーズをループディレイで回しながらかなりエモーショナルなギターを載せていく感じ。
足元はメインがBDっぽかったけどもあまりそれを感じさせるような音ではなかったのが印象的だった。
曲調で言うとポストロックっぽさも時々感じさせるけど、オルタナから少しグランジ色がある、といった所。
普通にかっこよかった。