September 9th。
まさにSunny DayでSmell Of Summerな日。
前日無睡眠・12時間労働の末、18時開演のマッチボックスについたのが21時過ぎ。
電車の車内では、6バンド目のトリということだけは知っていたので時間を計算しつつ、先にマッチボックス入りしている彼女にメールで状況を教えてもらいつつ自分を落ち着かせる。
八王子駅に着いて走ってマッチボックスへ向かう。
エントランスでお金を払いつつ「時雨まだですか?」と聞くとまだとの事。
一安心しつつ急いでドアを開ける。
入ると中々の人だかり。
セットチェンジ中の模様。
一息ついて彼女を探す。
人を押し分けて前の方へ行くと彼女とその姉発見。
ちらりと見えたステージは時雨では無い模様。
汗を拭きつつ紅茶をもらいつつ待っているとなんかバンドが始まる。
ポストロックポップなバンド。
なんか楽曲が全然求めていない変拍子やらラウドやらなパートがあったりで、ただの自己満足バンドにしかみえず。
背が低いせいかギターの縮尺が変だったし、ピックを握りこむ弾き方があまり好きじゃないし、ベースの音作りがバンドに全然マッチしていないし・・
ま、要は全然良くなかったと、言うことです。
で、時雨さん。
スクリーンが下がっていつものSEが流れる。
LOWが強すぎて音割れしてたけど、この音はやっぱり気持ちが入る。
しばらくサウンドチェックが続いて暗転。
幕が上がりきる前に始まったのは想像のSecurity。
今日もTK氏はFenderのパールピックガードのテレキャス。
Non Coveredのフロントピックアップからつながっている足元は変わらずOCD、OverDrivePro、OD-3、SPH-1、DigiDeley、LS-2の構成。
そこからさらにつながる先のTwin ReverveはTREBLE4.5、MIDDLE5、BASS6あたりのセッティング。
サブは今日はシェクターではなくフェンダーのシンライン(BK)。昔のメインだった。確か。
対する345氏は(おそらく)G&Lのワインレッドのマッチングヘッドのプレベ。
ピックアップ構成がPJタイプの物。
SBV-550もそうだけど、PJタイプにこだわりがあるのかな・・?
足元はPROCO RAT2、EBSのドライブとSANSAMP。
「Feeling Your UFO」と同じ流れで感覚UFOへ。
OCDとプレベはやはり中音域の強さを増した様子。
以前のつんざくようなテレキャスターでも無く、ぶち破るようなSBVでも無くなった。
けれど、ボトムが増してさらにパワーアップした印象を受けるフロントマン二人の演奏は、左右から包み込もうとするかのごとく圧倒的に襲い掛かってくる。
凄まじい手数足数の中野氏のドラムがさらに下側を支えて、フロントマン二人の歌が円の中心で重なり合うように競い合うように響く。
そのままSadistic Summer、O.F.T。
「キラーチューン」であるテレキャスターの真実をやって、ラストダンスレボリューションへ。
バラードのキラーチューンである傍観でラストダンス。
今日もVOLノブを思いっきり開いて踊るTK氏。
スティックを投げ捨てた中野さんが去って行って、ベースを慎重に立てかける345さんが去って行った所でギターを投げ捨てたTK氏がゆっくりと去って行ってライブは終了。
今日は非常に疲れていたこともあったのか、始めて傍観以外で泣きそうになった。
Sadistic Summer、O.F.T、テレキャスターの真実・・・
今、一番ライブを見たいのはELLEGARDENじゃなくて凛として時雨かもしれない。
Acousticが聞きたいなぁ。
そのまま帰宅。