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| 2006年04月08日(土) ややちゃん。 |
| 妻のお腹はまだポッコリとしか出ていなくて、一見、妊婦らしくないけれど、僕は毎晩妻のお腹に妊娠線を予防するクリームでマッサージした後、ヘソの部分を「ピンポーン」と押して、ヘソ越しに我が子に今日の出来事を話している。妻はその間テレビを見て、フフフッと笑ったりそのまま眠ったりしている。 昔の人はお腹の中の子を「ややちゃん」と呼んでいた。これは「稚児(ややこ)」からきた言葉らしく、職場の看護婦さんが「ややちゃん元気?」と僕に訊ねたことから、「ややちゃん」という言葉がいたく気に入り、毎晩毎晩ややちゃんに今日自転車のブレーキが壊れただの、カレー作ったけどジャガイモが溶けてしまっただの、タイムカード押して帰るの忘れてきたような気がするなど他愛のない話ばかりしている。 妊娠線予防クリームはなんだか古臭いおばあちゃんちのような匂いがする。妻がこの妙な匂いでつわりが悪化しないかと心配したが、別に気にならないらしい。僕は妊娠線なんてどこにどんな風にできるのかわからないので、妻のお腹に適当に塗ってあべこべにマッサージしている。でもややちゃんには優しく話し掛けている。早く産まれてきてほしい。大きくなったらこの日記を見せてあげる。 |
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