2006年02月15日(水)  荒れ放題。
 
看護師という職業は、何か一つの仕事をする度に手を洗うような仕事なので手が荒れやすい。荒れやすい僕の右手。この季節はもうボロボロである。彼女が僕の右手を優しく持って、「かわいそう……」と、涙を浮かべて言ったけれど、愛情でこの手荒れが治るのなら僕は今すぐ結婚するよ。
 
白衣のポケットには薬局で買った新ユースキンAという塗り薬と、サカムケアという液体ばんそうこうと、ロートジーファイニューという目薬。目薬は手荒れには関係ない。ただ仕事中の眠気覚ましに使っているだけである。夜勤してると午前4時くらいにすごい眠くなるから。
 
液体ばんそうこうのサカムケア。これがまた痛い。ひびやあかぎれの部分に液体をハケに塗り、それが乾いたら薄い膜が形成されて水や小毒液や彼女の憐れみから守るというものであるが、これってただの接着剤じゃんと思うくらい臭いし染みる。
 
たしかにあかぎれ部分にこれを塗布することによって痛みから守られるが、塗らないことによって感じる痛みより、塗った瞬間感じる痛みの方が遥かに勝っていて、まさに本末転倒のような塗り薬である。だからあんまり使ってない。新ユースキンAも塗ったら手がベタベタして気持ち悪いし、ドアノブにベタベタが付着して、次ドアノブを触った看護婦さんから「なんかベタベタしてる!」って文句を言われるのでこれも使ってない。もうこの冬、心も体も荒れ放題。
  

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