![]()
| 2005年10月27日(木) 僕の頭の中の消しゴム。 |
| 彼女がひょっこり東京にやって来たのでこれ幸い。映画を見に行こう。しかも男一人では恥ずかしくて到底行けそうもない映画を見に行こうと、わざと遅い足取りで彼女に手を引かれながら、僕は見たくないけど彼女に誘われて嫌々映画館にやってきましたという態を装いながら韓国映画「私の頭の中の消しゴム」を見に行った。 ストーリーは僕の彼女がアルツハイマーになっちゃって少しずつ記憶を失っていく過程がすごく悲しいというもので、以前日本でも似たようなドラマをやっていたが、これがまたものすごく悲しい。僕はネットで予告編を見て、既に3回ほど泣いていたので、もう泣くこともないだろうと思っていたが、後半、涙が止まらなくなった。 先が読めてしまうストーリーであるのにも関わらず、こんなにも涙してしまうのは、頭の中で「こんなになったらすごく悲しいなぁ」と思っていることが実際に起こってしまうからで、例えば彼女が突然姿を消してしまうシーンがあるのだが、そのちょっと前あたりで「こういう時に彼女が突然消えてしまったら悲しいよなぁ」と、実際に考えているのであり実際に消えてしまうのであってたまらない。止め処なく涙は流れ、鼻水が溢れ出てくるけれども、ここで鼻をすすると左隣に座っている彼女、右隣に座っている他人に泣いていることがバレてしまうので、僕の頭の中の消しゴムで、事前に予想しているストーリーを消そうとするのだけど、涙で文字が歪んで悪循環。 |
| 翌日 / 目次 / 先日 |