2005年09月05日(月)  変化ある日常 ニ。
 
変化ある日常の続きってことで。昨日は変化ある日常に憧れつつも安定を求めてしまうという自己撞着に悩む青年の矛盾だらけの主張ということをテーマに書いたが、変化ある日常。これは変化が欲しいと望むからこそ憧れるのであって、地震雷彼親父。突然襲ってくる変化なんて誰も望んではいない。僕も望んではいない。彼女と買った指輪を紛失してしまったことなんて誰にも言えない。
 
この日記は、僕の彼女も読んでいて、僕はいつも「あなたウソばっか書かないでよ。人権侵害すれすれじゃない。殴るよ。殺すよ。殺したいほど好きよ」と、日頃から罵られているのだが、指輪を無くしたってことは嘘ではなく、先日、本当に無くしてしまって、変化のある日常をこれほど憎んだことはないというくらい、「変化のある日常」という概念に指輪を紛失したという責任を転嫁させて、当の本人は、鼻をほじる、糞をする、プレステする、彼女に今日の出来事を報告するなど、表面的には変化の乏しい日常を演じつつ、あ。あの指輪買ったとこで同じデザインの指輪を買えばいいんだ。と、ろくに探しもしないで汚いことばかり考えていたが問題発生。
 
指輪のデザインが思い出せないのだ。これは指輪に愛着がなかったというわけではなく、毎日のように指輪をはめていて、まぁいうなれば、指輪自体が日常に溶け込んだ感? 永久の愛を手中に収めた感? 指輪が薬指に馴染んだ一体感? そんなやつみたいな? という状態になっており、その無くした指輪は今年の二月に二人で購入したものなんだけど、あれから7ヶ月。日常に埋没された指輪はデザインを失い、ただの愛という概念になっていた。だから思い出せないのよきっと。いやね。愛って。
 
しかし、このように平静を装いつつも心の中ではいつもうろたえていて、つい先日、たまたま彼女と大きなケンカをしてしまい、あぁ、ちょうど良かった。指輪も無くしたし。このまま別れようかな。と、ケンカの根本的な原因とは別の意味で破局を考えていたのだが、まぁどっちも悪かった。君も悪いけど僕も悪い。これからもお互い悪いとこを補って生きていこうね。好きよ。と、これまたいつものような変化のない結論を迎えてケンカが収まり、あぁ、破局は免れたけど指輪が。続きは明日。

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