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| 2005年07月17日(日) 自省、自傷を繰り返し。 |
| 近所のコンビニで、カレーパン、ヨーグルト、発泡酒、牛乳、缶コーヒー、そして夕食の弁当をカゴに入れてレジに持っていった仕事帰り。今日は早く風呂入ってビール飲んで寝よう。その前に昨日できなかった分の腹筋しなきゃなんて考えながら。 「630円になります」 630円になってしまった。こんだけカゴに入っているのに630円になってしまった。は? という表情をレジの若い女性に向けるが、学生とおぼしき手首にちゃらちゃらとアクセサリーをつけたままコンビニの制服を着ている女性は、何見てんのよ。彼氏いるんだから私。こんなとこで出会いなんて求めてないからというような視線を僕に投げ掛け、さっさと去れと言わんばかりに少し乱暴に商品をビニール袋に入れている。 630円になってしまった。こんだけ買ったのに。とりあえず会計を済ませ、レジから少し離れて少し考えると別に難しいことではない。あの女性は弁当の値段を精算してないのだ。弁当が490円だから、本来ならば1120円になるはずである。 やった儲け。チョーラッキー。明日いいことあるかもね。明日いいことなくても明後日あるかもね。明後日なかったらそういうことを考えること事態がハッピーな日々なのかもね。なんてことは考えない。ただただ腹が立った。これが仕事帰りだったからということもあるのだろうが、あのバイトの女性の労働をナメきった態度に腹が立った。自省することのないその勤務態度に御立腹した。 「すいません」 「はい?」 「会計、間違ってますよ」 「は?」 「会計、間違ってますよ」 「は?」 「会計、間違ってますよ」 と、文章にしてみれば妙だが、日常会話では本当にこのような馬鹿な会話が起こりうる。僕は会計が間違ってることを伝えるためだけにこの女性に用があるわけで、ということはこの女性には「会計、間違ってますよ」としか会話の選択肢がない。だから「は?」と訊ねられると同じことしか言うことができない。 「これ、安すぎますよ」と、ビニール袋を彼女の目の高さまで持ち上げ言ったのだけど、やだな、あと30分でバイト終わるのに。面倒臭いな。家に帰って洗濯もしなくちゃいけないのに。という、いぶかしげな視線を投げ掛ける。 「これ、安すぎますよ」また同じことを言って、レジにビニール袋を置く。なぜ安すぎると感じたのかは言わない。頭を使わないでただ目の前の仕事をこなしてるからそんなことになるんだ。なぜ安すぎるのかちょっと考えてみたまえ。君がレジ打ったんだから。と、ちょっと無愛想な応対をしたが、すぐ後ろに客が並んでいて、「あっ、すいません」と一転、気弱な台詞と共に、その客にレジを譲り、会計が済むまでフィギア入りのお菓子などを手にとり、最近のオマケはすげぇななんて感慨に耽りながら満天の星空を思う。 |
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