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| 2005年06月16日(木) 恋バナ。 |
| そういえば僕は恋の悩みというものを人に相談したことがない。たとえば恋人との間に何か問題が生じたとする。それを何とか打破、改善したいと思っている。そういう時に僕は何をするかというと友人知人に相談するわけでも、ネットで見ず知らずのワケのわからん人間とチャットしてその場限りの顔文字混じりの都合の良い助言をもらうわけでもなく、ただ部屋でぼんやりとゲームをする、本を読む、若しくは昼寝する。それが夜であればそのまま就寝するという方法を取っているので、問題は打破されぬまま改善されぬまま増幅し、膨大し、パーンと弾けてハイサヨウナラ。 これだ。と、思う。自分で書いててこれだ。と、思う。 というのは、昔の日記を読むとわかると思うが、僕はこの日記を書き始めてからおそらく六・七人の女性と出逢い、交際し、別れている。でも恋の悩みを日記につづったことなどおそらく一度もないはずだ。なぜ日記に書かないかというと、恋の悩みなんて日記に書くまでもないことであって、誰かに助言をもらったとしてもハイソウデスカ。ジャーオマエヤッテミロヨ。と、つい反抗したくなるからであって、僕はこの人生を平穏無事のまま終わらせたいと常々考えているので、インターネットでいらぬ荒波など立てたくない。 前述したように、チャットなんて手もあるが、チャットなんてのは馬鹿にするわけじゃないけど、見ず知らずの人間と仲が良いのか悪いのか、そんなものはキーボードで打った言葉が決めるっていう薄っぺらいものがどうしても払拭できず、4・5年前は物珍しさも手伝って大いに楽しんだこともあったが、この歳になってチャットして見ず知らずの人間と親睦なんて深めたくない。というか深められない。いや深められる。深められるけど実際それは深くない。恋の悩みなんて打ち明けたって表面だけの励ましを受けるだけだと思いますよ。 日記もダメ、チャットもダメ、最後に友人知人に相談するという選択肢が残るわけだが、どうもそれは恥ずかしく、恋の悩みなんて主観的にいくら深刻でも、客観的に見ると犬も食わない他愛のないことばかりで、ハハッ。阿呆らし。一晩メールがこなかっただけで何塞ぎこんでるんだろ。浮気しとったんとちゃうん。ていうか浮気しててほしい。そしてこいつもうちょっと落ちこんで欲しい。だってオレ昨日パチンコで負けたからね。オレばっかり不幸になるのはなんというか不公平だと思うわけ。だから、なんだっけ、メール? 返信こない? わぁ。それは深刻だね。もしかしたら、つーかそういう可能性は無いに等しいと思うけどさ、浮気の可能性だって考えるわけじゃん? いやいやいやいやそういう可能性もあるってことだよ。大丈夫。大丈夫だって。ケケケ。 なんてワイドショー根性と自我を丸出しにして励まされるに違いなく、それは励ましではなくて人の不幸は蜜の味。だれがそんな蜜吸わせてやるもんかと思う。だから僕は誰にも相談しない。よって、日記にも書かないものだから、ニ・三日までラブラブな日記を書いてたくせに数日後にはあっさり「別れました」なんて書いてたりする。いかんなぁと思う。悲しいなぁと思う。だからこの日記を読んだって、本当の気持ちなんて書いてない。本当の気持ちは日記と日記の間に存在すると思うのである。 |
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