2005年02月25日(金)  彼女、上京、春休み。
 
学生には未だ春休みという呑気な制度が存在するらしく、彼女もその制度を利用して本日、東京にやって来た。春休みという悠長な制度が存在しない社会人9年生くらいの僕は、貴重な休日を用いて羽田空港まで彼女を迎えに行った。池袋から羽田空港まで約1時間。ちょっと面倒臭い。ちょっとしんどい。ちょっと大変だったけど迎えに来てやった。感謝とかすごいすればいいと思う。感極まって抱きついてくればいいと思うという態度を彼女にとっているが、内心嬉しくて仕方がない。しかし彼女にその心情を悟られるのはどうも情けない。よって憮然とした表情で、しかし心は満面の笑顔で。
 
彼女の荷物を持ちながら、じゃあ晩飯でも食べに行こうかと言うと、「私お父さんと食べるから」とそっけない返事。まぁ単身赴任で東京に住んでいる彼女の父親も、娘の到着を首を長くして待っていることだろうと親心らしきものを感じ、じゃあ、つってとりあえずドトールコーヒーに入って、お前晩飯食うんだから絶対食うなよと言いながらコーヒーと一緒に買ったバウムクーヘンを彼女もうムシャムシャ食っている。
 
「それオレんだよ。食うなよ。返せよ」というと「はい、あげたー」なんつってバウムクーヘンを手に掲げている。まるで小学生のようだ。それに話が噛みあっていない。「はい、あげたー」と手を挙げるギャクは、そのオチに至る前に、「これあげよっか?」という振りが必要なのであるが彼女はそれを一切無視。ただバウムクーヘンを掲げたかっただけなのだ。ちょー可愛い。
 

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