![]()
| 2004年09月24日(金) デジカメと風景描写。 |
| 現在、喉から手が出て耳から足が出るくらいデジカメが欲しいのであって、物欲に衝き動かされてビックカメラに赴くと、そこには喉から出した手でデジカメを吟味している大衆でごった返しており、貴殿達は如何なる理由でデジカメを欲しているのだ。写真なんて大して取らないくせに。と、僕は思うのだけど、僕自身もLOMOというなんともクセのあるロシア製のカメラを使っているのであって、デジカメを購入したとしても大して使途がないですよなぁ。と、誰かに話し掛ける口調で独り言を呟いたりするのだが、先日とある雑誌にとある作家が書いている記事を見て、あぁデジカメ万歳。なんと素晴らしい使い方なんだろうと至極感動し、感動と物欲に衝き動かされてビックカメラの店頭で大衆に揉まれ足止めを食らう。 僕は趣味で、たまに実益で小説を書いたりするのだけど風景描写。これがすごく苦手であって、大した取材もせずに執筆に取り掛かる僕は好い加減な想像で風景を描写するのであって、読み返す度にその描写に矛盾が発生。彼女や友人や出版社の人にここおかしいと指摘され、その度にじゃあお前が書けよと不機嫌になったりするのだが、もう僕は大丈夫。デジカメあるから。 なぜかというとその記事には、「私は風景描写を正確に表現するため、デジカメで何枚も写真を撮ってその写真を見ながら執筆をしている」と書いていたのであって、あ、汚ねぇ。ずりーよ。いんちきだよ。なんて小学生が抱くようなひがみを持ったのであって、プロの作家がそうしているんだからアマがしたっていいじゃないかと思い、店員に「どういうった使途でご使用されますか?」と問われても「な、な、なんだよ。写真見ながら風景描写書いたらいけないのかよ!」と狼狽し逆上する準備も整い、写真を見ながら風景を描写するという、今まで試したことがなかったことをしようとするドキドキ感? ちょっとした背徳感? みたいなものを抱きつつ池袋に赴き、ビックカメラの店頭で大衆に揉まれ足止めを食らう。 |
| 翌日 / 目次 / 先日 |