2004年07月07日(水)  ハワイの旅。(前編)
  
「天気いいねー」
「そうですね」
「今日36℃だってさ」
「そうですね」
「朝風呂浴びてこよっかー」
「そうですね」
 
と、朝が弱い僕は、何を話しかけられても「いいとも」状態。とりあえず「そうですね」を繰り返し、意味もなくヘラヘラと笑ったりする。朝風呂なんて入る元気がない。そんなテンションに持って行けない。
 
「朝食はバイキングなんだってさ」
「そうですね」
「あれ、知ってたの?」
「そうですね」
「今日36℃だってさ」
「そうですね」
 
ようやく僕のローテンションぶりに気付いた相手は僕を残して風呂に行ったのか朝食に行ったのか。這うように冷蔵庫へ行って昨日の残りのビールを飲んで目覚ましテレビ見ながらえへらえへらしてたらようやく目が覚めてきて、よし、風呂に入ろう。アルコールを発散させよう。とフラフラした足取りでエレベーターに乗って、あからさまな嫌悪感を示す同乗者に一瞥し、脱衣所で歩きながら浴衣を脱ぎ捨て屋上展望風呂にダイビング。
 
わーいわーいばーかばーか。と、朝から酔っているので考えていることも子供じみているというか、自分自身でも何を言っているのかわからない。しかしアルコール摂取後の風呂は格別。毛穴からアルコールが発散されるようなあの感覚! 癖になってしまう。
 
で、1時間くらい風呂に浸かって、アルコールを発散させて実にすがすがしい気分で部屋に戻ると、朝食を済ませたAさんとBさんが、「プールで泳いでくるよ」と、また僕を放り出して部屋を出ていった。あーん。寂しい。なんてことはなく、もともとそんな仲の良くない人達と来てしまったこの旅。一人のほうがなんだかゆっくりできる。とにかく僕は一人にならなければゆっくりできない。冷蔵庫開けてビールぐびぐび。外は晴れ。プールは満員。こんな赤い顔でプールになんて行けない。筋肉隆々のなんとかセーバーのお兄ちゃんに止められてしまう。あぁビール美味し。朝から飲むアルコールは格別じゃあありませんか。ちょっと温泉行ってこよ。
 
と、今度は違う棟にある露天風呂に行って、脱衣所で歩きながら浴衣を脱ぎ捨て露天風呂にダイビング。
 
そんな酒にまみれた午前を過ごしたハワイの旅。
 

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