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| 2004年06月12日(土) 生臭い。 |
| 数ヶ月前の日記に「胸が焼ける」いわゆる「胸やけ」という状況がわからないと書いたけれど、無論今でもわからなくて、二日酔いなどで胸やけをしている人の話を聞くたびに「あぁ胸やけたいなぁ」とひそかに羨望しているのだが、あともう一つ。 「生臭い」これがわからない。概念がわからない。「臭い」という言葉を使っているわりにはそれが味覚だったりする。しかも味覚のくせに「生」なんて、その他にどう表現したらいいのかわからない文字がついている。 例えば、安物の寿司を食ったとき、皆一様に「生臭いねぇ」と言う。皆が一様に言うので周囲の影響を受けやすい僕は「そうだねぇ」と同意してしまう。しかし全然生臭くない。 果たしてどういう感じが生臭いんだろう。と、「生臭い」の代表格であるサバの寿司を口に入れ咀嚼。モグモグ。んー。あー。うーん。あ、あ、これか。今のやつか。これが生臭いという感じかもしれぬ。うへー。生臭せー。なんて言ってみたけれど実感がわかない。そして他の生臭いと言われている食べ物を食べても、今の感じを応用できない。皆気取ってんじゃないかと思う。 皆が僕のような考えをしていて、というのは「生臭い」という味覚はもともと存在しないのであるが、「生臭い」という感覚が一般化していて、それを知ってないと格好悪い、もしくは粋じゃない。なんて思っていて、右の人が生臭いと呟けば、隣の人は、ホントだ生臭い。そのまた隣の人も、私もそれ思った。と周囲と同調したいがための知ったかぶり。やめてーって思う。僕が困るー。自分に正直な僕が困るー。生臭くないじゃんかー。と思う。 多分そうだと思う。そうなんでしょ。そーなんでしょー。なんか文章が生臭い。 |
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