2004年05月15日(土)  一人馬鹿みたく。
 
夜勤の日は、職場の地下食堂で患者さんと同じ食事を食べる。今夜はサンマの塩焼き。また魚カヨー。僕が夜勤の日っていっつも魚ジャナイカー。魚ジャマイカー。フィッシュレゲェ。ラスタファーライ。
 
で、一人で食ってました。魚を食ってました。チキショー。食い辛ェナァ。骨ばっかしジャンカヨー。骨とあと黒くてグロくて苦い部分。肉食イテーナー。僕が夜勤の日っていっつも魚ジャナイカー。魚ジャマイカー。フィッシュレゲェ。カルシウムボブマーレィ。
 
お。なんかスゲェ。僕ってスゲー。調子イイ。なんだこの調子の良さは。阿部慎之助みたく。何が調子良いかって、この食べっぷり。見て見て。ほら、チョーキレイ。サンマの食べ方チョーキレイ。チョーオリコウ。オリコウサン。サンマの食べ方のお手本のような食べ方のお手本のような食べ方のお手本のような。
 
かなりキレイに食べれたので、この「かなりキレイ」の「かなり」の部分は、東京の山手線などで見かけるワキが臭そうなギャル達の発音で「かなりキレイ」誰かに見せてあげたい。ボクコンナキレイニタベレマシタヨ。子供の口調で書いてしまったので、ラ抜き言葉になってしまったが、年相応の言葉で申しますと、私はこのように綺麗に食べることができました。どうぞ御覧なさい。誰か。誰か。ダレカキテー。
 
(^^) ……。
 
誰もこない。食堂に座っている看護婦たちは、皆知らない人達ばかり。そりゃあ挨拶くらいはするだろうけど、サンマのキレイな食べっぷりを自慢できるような間柄ではないので、しばらく食堂で放映されている見たくもないNHKの「みんなの童謡」という退屈死にするような番組を見ながら、顔見知りの看護婦が来るまで待つことにした。
 
聞いたこともないような童謡が流れている。退屈な映像の下に「時代を越えて多くの人々に愛されている」というテロップが流れている。うっそーん。アタシシンジナイヨ。アタシシンジナイ。だいたい僕は「多くの人々」の中に入ったことがない。なんかちょっぴり村八分。やだなぁ。僕も多くの人々のように愛してみたいなぁ。っておい! 誰もこない! 食い終わったお膳を前に一人馬鹿みたく!
 

-->
翌日 / 目次 / 先日