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| 2004年04月26日(月) 擬似的放屁。 |
| 現在その対処に頭を悩ませているのは、職場の帰り道にあるモスバーガーのソファーで、このソファー、ちょっと尻を動かしただけで、「プゥゥゥ〜」という放屁のような摩擦音がこだまし、周囲の客が、ファーストフードで放屁するのはどんな厚顔無恥な奴なんだと、一瞬僕の顔を見るからであって、僕は無実。屁なんてこいていない。 よってその対応策を考えた結果、プゥゥゥ〜と間抜けな摩擦音がこだました場合、僕は皆がファーストフードを楽しんでいる場所で放屁なんて野蛮な真似はしていない。これはソファーと僕の尻との摩擦音で無味無臭。大丈夫、皆安心してモスチキンやチリドッグを食べなさいという意思を伝えるために、今度は故意に摩擦音を発生させる。 ここで頭の良い一部の大衆は、あぁ、これはあのソファーとあの客の尻に発生した摩擦音であるのだなと悟って、それにしてもオニオンリングもうちょっと入ってたらいいのになと自らの内面の問題に即対処することができるのだけど、往々にして大衆とは馬鹿であるから、ちゃんと選挙に行くし、きっかけはみんなフジテレビだから、あ、またこいた。あいつまた屁ぇこいたよ。くっせーな。親の顔が見てみたいよ。見たところでどうするってことないけど。オニオンリング先に食っちまったからあとポテトしかねぇや。などと先ほどより露骨に不快の視線を僕に投げ掛けるのであって、僕は万人に対してこの放屁は擬似的であるということを伝えたい。皆に理解してもらいたい。僕が放屁なんてしない人物だということをわかってもらいたい。 という意思を込めて、3度目の擬似放屁。これで周囲は理解しただろう。もう大丈夫。安心して僕はロースカツバーガーを頬張ることができると思いきや、上には上がいて、馬鹿にも上がある。うわ。2度あることは3度あると申しますが、あいつ3回も屁ぇこきやがった。ウンコ行けよ。もしかして漏れたのかしら。くっせーな。ともう取り返しのつかないことをしてしまった僕は名誉挽回、起死回生の本物の放屁。これが本物の屁なんだ。この音、この臭い、皆この音で生を感じろ。生の神秘を感じろ。ガスの影響を肌で、鼻で受けよ。そして先ほどの擬似屁と比較せよ。と真の放屁を連発。2度続けて放屁したところで、擬似屁を挿入するなど、我ながら絶賛するこの工夫。この機転を生かした行為はピーコだって絶賛するだろう。場末のモスバーガーで一人尻を振り続ける。 |
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