2004年03月28日(日)  遠泳の愛。
 
「君がよい妻を持てば幸福になるだろうし、悪い妻を持てば哲学者になれる」とソクラテスは言いました。幸福か哲学か。思想とか哲学というものは、極端な場面で生まれるもので、極端に幸福か、極端に不幸か。しかし人間は極端な幸福にはなかなか恵まれず、極端な不幸には陥りやすいというなんとも悲しい生き物ですが、例えば失恋。失恋の時に考えるコト。書くモノ。普段の生活で巧妙に覆われているオブラートが取れた時に、真実は現れます。
 
しかしこの真実というものが曲者で、往々にして真実というものは恨みを買い、お世辞は往々にして愛を獲得するのです。ということは、お世辞で獲得した愛も、失恋によって真実を見出せるということだから、恋愛って面白いってなっちゃいますが、実は全然面白くない。だって、永遠。永遠という概念を考えたことありますか。永遠だよ。気が遠くなっちゃうよね。永遠の愛!
 
永遠の愛! 遠泳の愛ってのはどうだろう。愛の深海を全身の機能を駆使して泳ぐのです。結婚とは、遠泳の愛。イイネ! 最後にフランスのことわざを一つ紹介します。
 
「神様はこの世に男と女をお作りになった。悪魔がそれを夫婦にする」
 

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