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| 2004年03月08日(月) またやってしまいました。 |
| 徒歩3分のドラッグストアは僕が店内に入るたびに店長らしき人物が監視しているので気が滅入る。食料品コーナーでカップラーメンなどを選んでいると、必ずその列の端の方で仕事をする振りをしている。なんか確実にマークされている。マークされてるも何も万引きなんてするはずないし、カップラーメンごときで人生を無駄にはしたくない。しかしあのハゲ店長、僕に何の恨みがあるのか、いちいち僕の視界に入ってきて、コソコソと僕の方を見ている。非常に煩わしい。 なぜマークされてるのか。部屋に帰って悲しみに打ちひしがれながら考えた結果、僕はサラリーマンではなく看護師であって、非常に不規則な生活を送っていて、平日の昼間にうちにいることなんてザラにあって、27歳ということは働き盛りの年齢であって、世の中の27歳はたいてい昼間は汗水流して働いている。僕も汗水流して働いているんだけど、働いている時間が真夜中だったり早朝だったりする。しかしハゲ店長は僕が看護師だということを知らない。昼間からカップラーメンなどを漁っている住所不定無職だと思っている。店長という立場上マークせずにはいられない。 しかしこのマークの仕方が、下手糞というかあからさまというか、監視してます現行犯で押さえる準備してますといわんばかりに、僕が移動する度にハゲも移動する。何? 何なの? 取ればいいの? ポケットに隠せばいいの? それで満足? みたいに自暴自棄に陥る。徒歩3分の距離なのに、ハゲ店長がいるので自然に足が遠のく。 毎日悲しみに打ちひしがれる。ボディソープ切れて買いに行きたいけど、あのハゲがいるから道路を隔てたスーパーに買いに行こうかしら。理不尽だなぁ。不条理だなぁ。今日も今日とてハゲ店長。ロナウドをマークするディフェンダーの如く、僕を徹底的に監視している。これは僕の欠点なのだが、時々後先考えずに衝動的に行動することがある。案外直情型なのかもしれない。 「おい、おいちょっとすいません」 「はぁ。なんですか」 「何でいつも僕が店に入ると出てくるんですか」 「はい? 私はいつも店に出てき」 「そういう意味じゃないですよ。言ってる意味、わかってるでしょ」 「は、はぁ」 「うざいんだけど」 「・・・・・・」 「僕が何かしましたか。何だったら取りましょうか」 「あ、も、も、もうしわけ、は、はぁ」 「じゃあ一体今まで何してたんですか」 「いや、最近、万引きが多発しておりまして、決してお客様だけではなく、他のお客様に対しても注意してい」 「だからそういうのがうざいって言ってんだよ。意味わかる? 客がうざいって言ってんの」 「は、はぁ」 「はぁじゃねぇよ。なんで万引きするような連中と僕が一緒くたにされなきゃいけないんだよ。殴りますよ」 「申し訳ありません」 「じゃあ見んなハゲ。ハゲがうつるよ」 という問答をしてしまったが為に、僕は万引きなんてしてないのに、あの店には行けなくなりました。悲しみにうちひしがれるよりましなんだけどね。 |
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