2004年02月12日(木)  戦慄パーマネント。
 
髪の毛も伸びてきたのでパーマネントをアテマシタ。「どういう風にします?」と美容院のお姉さん。僕は「どうにでもしてください」となぜか自暴自棄な応答をして、「そうですか・・・」なんて困っていたけれど僕はお構いなく眠ってしまって、それを起こされてしまって僕の前に雑誌を広げる。「どういう感じかだけでもいいので教えてくれませんか?」と本当に困った顔をして言うので、じゃあこれにして下さい。この豚めしみたいな頭にして下さい。と言って再び眠ってしまったのは夜勤明けに美容院に行ったからであって、休日の日にでも行けばいいんだけど、どうも何ていうか休みの日は外に出るのが億劫で、外に出るにはまず歯を磨いて顔を洗って髭を剃ってという一連の作業を行わなければならずあぁ億劫。休日くらいゆっくりさせてくれと神様に手を合わながら布団の中で時を過ごす。
 
ふと目覚めるとパーマネントは終わっていて、何ともいえないヘアスタイルになっていた。「あ、えとですね、ワックスとかで、ほら、こうやって指で伸ばして、この伸ばし方なんですけど、あぁ、もみあげは少しクセがあったので、このクセに合わせたっていうか、ねじってーのばしてーみたいな。えっと、8000円です」と明らかに狼狽している。なんだこの髪型は。つっぱることは男のたった一つの勲章みたいになっているではないか。
 
意気消沈。ちゃんとオーダーすればよかった。しかしだね、もしキムタクみたくして頂戴と言った場合、店員は口にこそ出さないものの「ハッ、何がキムタクだよ」と思うことは当然であって、僕だって美容師だったらそう思うもの。だからそういう風に思われるのがイヤなのね。しかも「〜のようにして下さい」って言った時点で、個性が抹消されている。模倣なんてものは政治家がするものだ。しかしこんな頭になるんだったら模倣でも誇張でも何でもすればよかった。
 
部屋に戻り、今一度鏡の前に立つ。夢の中へ夢の中へ行ってみたいと思いませんか。と今訊ねられたら是非とも行ってみたいと思った。もう帰って来たくないと思った。混乱、憔悴。「どうせ僕は豚めしです」という意味不明のメールを彼女に送ったら3分後「あなたは豚めしなんかじゃありません」と慈悲に溢れたメールが返信されたので、「こんな頭でも愛してくれるかしら」と写メール添付で送信したら「んー考えときます」と現金な感想が帰ってきたので再び消沈。ベッドの中でETのぬいぐるみを抱いて就寝。
 

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