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| 2004年01月03日(土) チャンスか窮地か。 |
| 新年早々新たな気持ちで女の子とデートをする日です。正月は、実に誘いやすいよなぁ。買い物行こうとかディズニーランド行こうと誘ったらそれはあからさまなデートになってしまうけど、正月は「初詣に行こう」と誘ったら、それはデートの意味合いよりも初詣の意味合いの方が若干強いので若干誘いやすい。 しかし、昨夜僕は電話したのですよ。そしたらその女性、ズルズルに風邪をひいてるではありませんか。参りました。可哀想であります。初詣は無理かもしれない。 先月半ば、僕は風邪をこじらせて、12月15日の日記で「風邪が治らない。お粥とか作って欲しい。だけど誰かに作ってもらったら、そのお粥の湯気に愛とか真実とかが発生するので、それもまた困る」と書いた通り、見舞いに来てくれたその女性が作ったお粥の湯気に、愛とか真実が発生してしまって、今度はその女性が風邪をこじらせてしまった。 因果だよなぁ如何ともし難いなぁと受話器を握る僕の手は彼女のか細い声を聞いて自然に力がこもる。どうしたらいいかなぁ。お見舞いに行くべきかなぁ。しかし彼女は確か実家だったはずだよなぁと思考を巡らしていたら、 「ねぇ、おせちまだ食べてないでしょ。うちに来ない? ママがね、あなたに会いたいって言ってるの」 と尋常な口調で申すので焦燥、狼狽、葛藤、煩悶。こういう場合はどうすればいいのだ。彼女でもない女性の実家に訪れる僕はその家庭でどのような位置に置かれるのだ。おせちは食いたいけれどノドを通りそうもない。 新年早々、チャンスというか窮地に立たされた僕は、部屋の窓を開けて空気を入れ替えてからノド飴を舐めた。 |
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