2003年12月14日(日)  葛藤。煩悶。倦怠感。微熱。返信。
 
部屋が乾燥するのです。暖房器具といったらエアコンしかないので乾燥するのです。換気しようと思うけど、カレンダーを見ると12月なので、窓を開けると寒いのです。だから閉め切った部屋でエアコンを作動させ、喫煙し、臭い消しの為にお香を焚く。医療従事者じゃなくても、ひどい環境ということがわかります。
 
まず喉を傷めます。やがて鼻がつまります。鼻で息ができなくなるので口呼吸が始まります。口腔内が乾燥します。喉をもっと傷めます。頭がボーッとしてきます。タバコを吸います。景色が歪んできます。天井が回ります。顔が熱くなります。ベッドに倒れ伏します。どうやら風邪をひいたみたいです。
 
目が覚めても起き上がらずに天井を眺めるだけ。発熱感と倦怠感。今日は夜勤なので夕方からお仕事です。窓から陽が差し込みます。洗濯日和です。だけど身体が動きません。食欲が沸きません。じっと天井を見る。
 
彼女に助けてもらおうと電話しようと思ったけど、もう彼女は彼女ではない。風邪をひいてない時に、まだ五体満足だった頃に別れてしまった。だから電話できない。かといって、僕を助けてくれそうな人は誰もいない。内向的な生活をしている罰が当たってしまった。もっと毎日笑顔と愛想を振りまいて、日頃から危機管理に備えていなければならない。
 
大学の友人にメールする。
>風邪をひきました。助けて下さい。具体的に、お粥とか作って下さい
日頃メール交換などしないので、妙に馴れ馴れしい文章もあれなので、事実だけを簡潔に述べる。回り続ける天井を眺め、返信を待つ。
 
>まぁ大変。心配だよ。あなた一人暮らしでしょ。今日私お休みだから今から行くね。お部屋の掃除して待ってて。
 
風邪で寝込んでいる奴に部屋の掃除をしろと無謀なことを言う彼女だが、優しさは伝わった。伝わったけど、日頃ろくにメールも出さない僕はその優しさを受け入れる権利はあるのだろうかと! 葛藤。煩悶。倦怠感。微熱。返信。
 
>あ、大丈夫。今日夜勤だし。なんとか頑張る。部屋の掃除も頑張る。
 
と、結局断りのメールを出す始末。結局何がしたかったんだ。午後3時にシャワーを浴びて、身体を引きずるように仕事の準備を始めた。
 

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