2003年12月05日(金)  デキモノデキタ。
 
今日は朝から右の腋(わき)が痛くて、仕事中もあぁ腋が痛いなぁ。なんか動かすと痛むんだよなぁ。どうしたものかなぁなんて思っていたけど日曜出勤は看護婦さんが少なくてただでさえ忙しいので悠長に腋なんて触っている暇がない。
 
忙しい間は腋のことなんてすっかり忘れてるんだけど、ちょっと時間ができると、あ、僕そういえば腋が痛いんだった。痛い痛い。腋が痛い。すっかり忘れてた。忘れる程度の痛みじゃなくて痛みを忘れる程度の忙しさなんだよな。仕事忙しいよなぁ。あぁこれからあの患者さんに点滴うってからあっちの患者さんに浣腸しなくちゃいけないよ。あ、病棟日誌も書かなきゃならない。
 
なんて思ってるうちに脇の痛みも忘れてとうとう午後5時。仕事終わりました。更衣室へ続く階段を上る途中で、あ、腋痛い。と再び思い出す。もう仕事終わって忙しくないのでロッカー備え付けの鏡でちょいと右腋見てみようと鏡の前で右手挙上。
 
なんかデキモノできてる!
 
なんかデキモノできてました。なぜ腋に。でかいぞこれは。でかいといっても実際は直径1センチくらいなんだけど、腋にデキモノができるなんて話はあんまり聞いたことがないうえにその災難が僕に降りかかったショックでそのデキモノは直径3センチには見えた。しかも化膿しているいつの間に。
 
ちょっと潰したら膿がでてきた。
 
やだなぁ。汚いなぁ。書きながら自然に眉間に皺が寄る。腋に膿。ばっちぃなぁ。しかし膿も出たことだし、これで小さくなるだろうと楽観視して白衣を脱いで服を着て帰ろうと腕を動かしたところ激痛。
 
右腕を動かす度に腋が疼く。げぇ。死ぬかもな。だって死ぬほど痛いもんな。やだなぁ。こんなんで死にたくないなぁ。
 
「あ、あいつ死んだんだって」
「え、マジで? 原因は?」
「なんか腋が……」
「ワキ?」
「うん。腋がアレだったんだって……」
 
なんて会話がされるんだろうなぁ。だって腋だもの。そりゃ会話も抽象的になるよ。痛いよなぁ。
 
で、大発見。人間は学習し進化する生き物なのです。腋をちょっぴり開けば痛くない。結局腋にできたデキモノと胸側の方の皮膚と擦れる時に疼痛が発生するんだね。だからその摩擦を防げばいいってわけ。腋をちょっぴり開けば全然痛くなーい。
 
今日の帰り道、ずっと腋をちょっぴり開いて歩くという至極不自然な格好でうちまで帰った。
 

-->
翌日 / 目次 / 先日