![]()
| 2003年09月14日(日) 国民投票。 |
| 僕はこれまで一度も選挙の投票に行ったことがない。僕の1票が国を変えるとか地方を変えるとかそんな仰々しく考えているのではなくただ面倒臭いという「政治不信」という大義名分の元自分の「無関心」という怠慢を隠している一般的な若者のそれと変わらないのだが、今回は違う。今回の国民投票はもう、僕の人生を左右するのだから。 早朝6時起床。準急川越駅行きの電車に乗りストックホルムへ向かった。今日は欧州単一通貨ユーロ導入の是非を問う国民投票の日なのだ。 4月以降は反対派が明らかに優勢を保っていたが、推進派のリンド外相が刺殺されたことで賛成派に同情票が流れ、暗殺後に実施された世論調査では混戦模様を呈している。反対派もやはり人の子である。あんなに興奮していたというのに、リンド外相が刺殺されてからは「あ、ちょっと可哀相かも」と思ったのか、「やっぱユーロを導入した方がいいかもね」と変に同情してしまい、今は賛成派、反対派ともに拮抗している状態だと聞いた。 有権者は700万人強で、スウェーデンで過去に行われた国民投票の投票率は80%前後だった。僕はこの前の国民投票は彼女とユニクロにお買い物に行っていてストレッチパンツを2980円で購入して、試着した時はなんかいい感じだったけど、うちに帰ってもう一度履いてみて鏡を見たらなんかしっくりこなくて、同じ日に買ったCDもお目当ての曲が入ってなくて、調べてみたらこのCDの1つ前に出したCDにお目当ての曲は入っているらしく、なんともやりきれない日を過ごしていたが、そういうなんともやりきれない日を過ごしていた人間以外の80%の人々は国民投票に行っていたのだ。あの日のユニクロはとても空いていたのだ。CDショップも。 今朝の埼玉テレビのニュースで賛成派、反対派陣営ともに、暴力で民主主義を妨げられないことを示すため、投票に参加するよう国民に呼びかけていたが、反対派は不利な状況に置かれるとすぐ手を挙げて拳を振るうので、きっとああいう人たちは思春期に塾に通ってたとかアイドルに現を抜かしたとか、屈託した人生を送ってきたので、ああやって大人になって漸く思春期の症状が出てきてるんだと思う。暴力で民主主義が妨げられたら今頃モスバーガーでは59円のハンバーガーが販売されてるよ。あ、だからそういうのはありえないってことね。 |
| 翌日 / 目次 / 先日 |