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| 2003年08月16日(土) 繰り返される悲劇について。 |
| こう毎日雨が続くと気が滅入るばかりか、洗濯物も溜まるばかりで、雨が降って良いことなど何一つない。鹿児島に住んでいた頃は車を持っていたので、どこに行くにも車に乗ってたとえ大雨でも大して不便にも思わないし、不満も感じなかったけれど、東京はどこに行くにも傘を持たなければならない。傘を持って歩く習慣なんて身に付いていないばかりか、齢二十七になった今、新しい習慣などそう簡単に身に付くものではない。だから今日も職場に傘を忘れた。びしょ濡れになってアパートに帰った。 僕は生来、自動車というものが嫌いで、運転する度にドキドキしていて、そのドキドキしていたというのは、あの乗り物は一瞬にして人生を狂わせる悪魔を助手席に乗せていることと同じで、そう、人身事故とかね、ホント、近所のスーパーに買い物に行くだけで、手間を惜しまなければ歩いて行ける距離なのに、自動車というものがあるから、つい文明の力に頼ってしまい、運転席に座り、エンジンをかけ、好きな音楽を聞き、近所のスーパーに向かおうとした矢先ドーーーーーーン! 鈍い音を立ててフロントガラスに人間がぶち当たる。ドガーーーン! と。ヴォキヴォキッ! っと。はいそこで終わり。歩いて行けばよかったと後悔ばかりする人生の始まり。悔やんでも悔やみきれないやるせない。 万が一の事故の為に任意保険に入りましょうなんて言うけれど、まぁ、あれはどうなんだろうね。毎月保険料払ったら絶対人身事故が起こらないっていう保障があったらそりゃ諸手を上げて入会するけど、人間は、すぐ死ぬでしょ。ほんと地球レベルで見たら人間なんてテーブルの下に落ちている陰毛以下なんだから、すぐ死んでもしょうがないけど、やっぱりその人間一人一人に焦点を当てると、そこには命とか尊厳とか、そういう問題が出てくるわけで、難しーなー。如何んともしがたいなぁ。やるせないなぁ。雨やまないなぁ。洗濯物干せないなぁ。部屋干しすると悲しい臭いがするしなぁ。 昨夜は部屋に帰っていないので、今日は帰るけれど、帰ったらまず洗濯します。雨だからとかそんな悠長なことは言ってられない。晴耕雨読とか呑気なこと言ってられない。ほんとに。10日くらい洗濯してないと思う。洗濯する度に次回こそは洗濯のサイクルを早めてみようと誓ってみるのだけれど、これは明日こそは7時に起きよう。ゆっくり朝ご飯を食べようと誓うことと同様、単一の悲劇を繰り返すばかりで。 |
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