2003年03月24日(月)  【歪み冷奴の真実】の真実。
僕の誕生日に誰から貰ったか忘れた腕時計のデジタル表示が18:00に変わる。「もう6時だよー」僕は電車の中で他人事のように向かい側に座っていたいけじょさんに話し掛ける。「走るわよ!」改札を抜けて猛ダッシュ! だって待ち合わせ時間は17時30分。ちなみにこれは昨日の出来事の日記です。場所は池袋。歳は26歳。右足痛い。いけじょさんもう見えない。それが僕。待ち合わせの相手は葉月けめこさん。「モンゴメリー」管理人。いけじょさん、綺麗。けめこさん、美麗。小野小町、楊貴妃、クレオパトラ。世界3大美女。小野小町と楊貴妃はいらない。いけじょさんとけめこさんを入れたらいいんだ。なんて。
 
初対面なのに、すぐに苛められるのは、僕に欠陥があるのに他ならないけれど、それわかった。理由わかった。男はね、すぐゴメンなさいって言ったらいけないんだ。ギリギリまで謝っちゃあいけない。むしろ謝る状況になっても「オレ悪くねぇぞ!」なんて逆ギレするくらいがいいんです。それが男ってもんなんです。すぐに謝っちゃあ、いけない。「結婚しましょう」とか簡単に言っちゃあいけない。「僕はもうダメです」なんて深刻ぶっちゃあいけない。だいたい僕は全然ダメじゃない。右足が少し、痛いだけなんだ。ね。
 
まぁしかし初対面なんだけど、初対面らしからぬ感じがするってのは、やっぱり前世とか、運命とか、ね、そういう言葉、そういう詩的で文学的な言葉は、日常では使ってはいけない。これは僕の悪いところです。男のくせにロマンチストなんです。わぁ。腹ヘッタ。
 
「歪氏何食べるー?」
「あー、何でもいいですよー」
「ほらやっぱりーー!!」
 
もう熟知してるわけなんです。ある程度僕の返答を予測しているんです。やっぱり日記で、日頃感じていることを素直に記していると、実際会うと思考回路が筒抜けになるんですね。真っ裸で外歩いているようなものですよ。隠すところがなくなっちゃう。すなわち無防備になっちゃうんですね。だから気遣わなくていいんですね。日記の欠点というか功名というか。
 
「特許許可局許可局長!」
 
僕は酔っ払うと饒舌になる代わりに早口言葉が得意になるんです。ね、けめこさん。ちょっと言ってみてよ。
 
「特許許可コクコカコク長!」
「うへへ。うへへへへ。いけじょさん、言ってみてよ」
「特許コキャ局コキャ局長!」
「うへへ。うへへへへ」
 
ってもう最低男ですよ。僕は最低です。ダメなんです。早口言葉なんてどうでもいいんですよ。東京最後の夜に許可局長なんてお呼びじゃないんですよ。バスガス爆発なんてどうでもいいんですよ。しかし楽しい。
 
あと、文章について。ね。けめこさんはライターを本職にしていますので、アドバイスが的確なんですね。すごい勉強になりました。つい数日前の日記で文章は起承転結が大切だなんて言ってた僕はバカだと思いました。あの部分は消したいと思うくらい恥ずかしいのです。
 
まぁ、今回のオフ会についてはけめこさんのサイトで詳しく書いてます。と書きたかったけど、けめこさんのサイトではもう【歪み冷奴の真実】というテキストが出来上がっていて「たぶん歪氏の日記でもうちっと詳細がわかるでしょう(笑)」なんて先に書かれていたので、もう少し詳細を書くことにします。
 
店を出て、駅に向かう途中に、けめこさんが若いツバメを捕まえて記念撮影を頼んだんですよ。「僕ハタチなんです」なんてテメェ年齢聞いてねぇよ。無言でシャッター押せばいいんだよ。なんて思いましたけど、気の良さそうなお兄さんなので、僕も笑顔ですよ。感情のこもっていない0円スマイルですよ。「じゃあ撮りますねー」なんて言われて記念撮影。両手に華ですよ。東京って、スバラシカ! なんてなぜか心の中で博多弁ですよ。で、僕たち3人の撮影が終わってから、なぜかその少年までも記念撮影することになって「僕ハタチなんです」ってテメェさっきも言ったじゃねぇか! なんて思いながら僕も笑顔で「ハーイ撮りますよー」と言うわけですよ。大人ですから。26歳ですから。ハタチのツバメに寄り添う2人。「オイ! テメェ! あんまくっつくなよ!」なんて素になって罵声を浴びせる僕。大人じゃないのは何を隠そう僕自身でした。

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