2003年03月03日(月)  夢が膨らむ日専連。
今日は商品券について。商品券。一言でいうと愚鈍。あれは愚鈍だよ。ひどく間が抜けている。僕は商品券を貰った事はあるけど、買ったことはない。あぁ! 商品券! 商品券買おう! と閃く思考回路を辿ったことがない。あぁ! 商品券! と思う人はどういう種類の人たちなんだろう。
 
『贈り物に日専連全国共通商品券をどうぞ。日専連マークのある専門店やデパートなど、全国どこでもご利用いただけます。お中元やお歳暮、お祝いなどにもどうぞ』
 
いやよ。そんなのいやよ。キャッシュでいいじゃん。敢えて日専連マークのデパートを探さなければいけない試練をどうして与えるんだ。『気の利いた品が見つからないときのお使い物として必ず喜んでいただけると思います』なんて、それはね、貴方のセンスの問題ですよ。気の効いた品が見つからねぇよ! 僕って気が利いてないよ! って自らのセンスをね、商品選びのセンスをね、否定してるわけじゃないですか。放棄してるわけじゃないですか。しっかりね、考えなさい。あの人に何を贈ったら喜んでくれるだろう。ってね。葦なんだから。考える葦なんだから。家畜じゃないんだから。買い物上手なのは日専連じゃなくて消費者じゃなくちゃいけないんんです。
 
『お祝い・お礼・快気祝など いろいろな用途でご利用戴けます』
 
あっそー! 回りくどいよ! 金くれよー! いろんな用途で使ってやっからよー! という具合にね、僕は商品券に憎悪さえ感じる嫌悪感を持っているわけであります。口調だって荒くなります。現在、僕の手元に5000円の商品券があります。もちろん貰ったものだけど、あまり嬉しくないんですね。むしろ臭いです。人間臭いです。商品券は建前とか打算とかそういう便器の中で水が流れない場所にウンチしていつまでもこびりついているような、そういう臭いを漂わせています。
 
もしこれがね、5000円の商品券じゃなくて、2000円の現金だったらね、そりゃあ嬉しいですよ。そっちの方が嬉しい。1000円札の発行元はね、日本銀行なんだもの。日専連じゃないんだもの。嬉しいでしょ。日本銀行。まさに全国共通。女の子だって買えちゃうんだから。
 
あのね、面倒臭いんですよ。あぁ商品券貰ってしまった! 5000円! 5000円のお買い物をしなきゃなんない! って変な使命感が生まれるんですよ。使命とか任務とか目的とか目途とか、そういうのうんざりなんですよ。私生活でね、使命感が生まれて、それに向かって、行動する。この場合は車に乗って日専連マークのデパートに買い物に行くってことがね、面倒臭いんですよ。私生活くらい静かに過ごしたい。商品券程度で精神の平静を乱されたくないんです。デパートも精神の平静を乱されるし。百貨店という名は掲げど正味は至極表面的じゃないか。 
 
チュッパチャップスって幾らすんの? 30円? 50円? まぁいいや別に。僕は5000円の商品券持ってんだし。ね。チュッパチャップス1個。マンダリンオレンジ味。これくださーい。ニーコニーコ聞いちゃった♪
 
「申し訳ございません。商品券をお使いになりますと、釣り銭という形ではお返しできないのですが」
 
いいよそんなの! チュッパチャップス1個で充分だよ! 5000円でチュッパチャップス1個。いいじゃないか。粋じゃないか。夢が膨らむ日専連じゃないか。僕はね、人間の暗いところに渦巻く様々な思惑通りに動きたくないんだ。バーカ。いったい誰にバカと言っているのかわからないけど、漠然的にバーカ。

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