2003年01月31日(金)  勇気と決断。皆無と茶番。
今日は、ここ数年、いや数十年生きてきた中でベスト3に入るような勇気と決断を要する日だったので、今現在、日記なんてこれっぽっちも書く気力なんてないけど、もう風呂も入っちゃったし、晩ご飯だって食べたし、テレビはつまんないし、携帯は職場のロッカーだし、内閣支持率は下がる一方だし、ユーロ圏景況感指数の低下は経済予測修正の理由にならないしで、何がなんだか自暴自棄。もう後には引けない。サイは投げられた。1の目が出た。振り出しに戻った。
 
勇気と決断は僕が一番苦手とする種類のものである。郷に従い続ける人生を送ってきた僕にとって勇気など皆無。様々な選択肢を常に他人に委ねる人生を送ってきた僕にとって決断など茶番。皆無と茶番。僕の人生はこの言葉に集約されている。その僕が、胃が引き攣るような勇気と、後先省みない決断を、なぜしなくてはならなかったか。神のみぞ知る。なんて。神の味噌汁。
 
さて、今現在の僕の心境は晴朗且つ憂鬱。対極した感情がまるで家庭内暴力の耐えない夫婦のように、まさにドメスティックにバイオレンスに同居している。眩いばかりの希望と身を引き裂かんばかりの悔恨。もはや あぁどうしよう。などと言っても始まらぬ。今はただ前進あるのみ。だけどまだ慎重にね。そうだ。歩伏前進だ。敵に見つからぬよう。地雷を踏まぬよう。敬虔慇懃に。 
 
先述の通り、携帯電話を職場のロッカーに忘れてきたので、この漠然とした気持ちを誰にも伝えることができない。だからこうやって不特定多数の人たちに、抽象的に伝えることしかできない。僕は今苦しいんだよ。って。いやしかし気分は晴れやかだ。うん。とにかく複雑なんだ。こういう心境を混乱と言うのだろう。
 
まぁしかし、勇気と決断を要するもので普遍的なものといえば、そう、愛の告白。いや、今回の場合は愛の告白とは違うんだけどね。僕はもう愛の告白なんて一生しないことに決めてるんだから! 好きになる生き方じゃなくて好かれて生きる道を選んだんだから! 妥協の産物を貪って生きることにしたんだから! ね。愛の告白。あれは勇気と決断の象徴的な事象だと思う。しかし愛の告白をもってしても今回の勇気と決断は比にならない。
 
先述の通り、もう後には引けない。サイは投げられた。1の目が出た。振り出しに戻った。ってこと。

-->
翌日 / 目次 / 先日