a hermitage

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2005年03月11日(金)


ゆうべ
晩御飯を食べて
さっさと
お風呂に入り
「さぁて
 ジャーッキー・チェンでも観ましょうか♪」

とっても
ゆったりと
過ごしていた。



ジャッキーが始まって
間もなく
すっごく
お腹が痛くなった。

下痢ってゆーのとは
ちょっと
違うんだなぁ。

なんか
お腹の中を
斬りつけられてるような。。。

暖かくなったからって
油断して
薄着で過ごしたから
冷えたかなぁぁぁ

靴下はいて
カーデガンはおって
ストーブもつけて
尻あぶってうずくまってたら
1時間ほどで
治まったけど。。。

ほっとしたのも
つかの間
今度は
いつもの
わけのわかんない
吐き気に襲われる。


いつもなら
早ければ
30分ほど、
長くても
2〜3時間もガマンしてれば
治まるんだけど

ゆうべは
軽いうちに
クスリ飲んだのに
いっこうに
治まる気配もなく
ついに
徹夜。

明け方
横になれるくらいまで
落ち着いてきたから
ちょっと
うとうとして

チビタを起こして

けど
朝ごはんの支度を
してやる気力もなく

洗濯機だけ
スイッチ入れて

「ごめん、
 テキトーになんか食べて
 遅れないように
 学校言ってね」


言葉も発せられないから
愛コンタクト。
↑アイコンタクト、なんだかステキな誤変換♡

チビタも
慣れたもんで、
とがめることも
詮索することもなく
いつもより
テキパキと支度して
私のジャマにならないよう
気を使って
静かに
登校していった。


かわいそうだなぁ・・


そんなチビタの姿に
涙が出る。

こんなに
思いやりのある
いい子なのに
「いい子はキレる」
「優しい子は将来・・・」
「聞き分けのいい子ほど・・・」
「片親で育つと・・・」
なんて
偉い人たちからは
思われちゃうんだね。


朝になって
吐き気や腹痛、
動悸・息苦しさなどは
ほとんど
おさまったものの

寝不足もあるけど
だるくて
なんの気力もわかない。

休みたい。

けど

休めない。

忙しいから じゃない。

確かに
このとこ
忙しくて
毎日残業で
今日も
やることは
山ほどある。

けど
休めないほどではない。
お気楽パートの身だしぃ?


自分のなかで
「体調のせいで休む」ということが
すっごく
すっごく
抵抗があるのだ。
(自分に対してだけ。
 人には やっぱ
 「体が一番よ、無理してもいいことないよ」と
 普通に思える)

しかも
熱がある とか
骨が折れてる とかならともかく
精神的なもの・・・

会社が原因で
なったことならともかく
私の勝手で
具合が悪いだけ。
それを理由に休む、
それを理由に
他の人に迷惑をかける、
そんなのできない。。。。

そう考えて
いつも
遅刻や
早退しながら
ムリヤリ
仕事に行く。

この頃
それも
辛くなってきた。

「仕事に行くこと」ではなく
「遅刻する、と電話すること」が・・・。

電話を持って
息が
苦しくなる。

呼び出し音が
何百回にも思えるほど
長く感じる。

「休む」と
言えなくて
「少しだけ遅れさせて」

体調治り次第行くと
伝える。


今日は
「体調悪くて・・」

言うことができなかった。

いつも
いつも
しょっちゅう体調悪い・・・
そう
思われたくなくて
つい
ウソをついた。

「急用ができて遅れます」

1時間ほど遅れて
出社した。

「ごめんごめん」

明るく
仕事を始めた。

集中すれば
しんどいのも
忘れられる。
シャキッとしてくる。

黙々と
仕事に取り組んだ。

けど
少ししたら
涙が出てきた。

うるっ・・
ではなく
わぁーーーーーーー

しゃがみこんで
泣いてしまった。

自分が
情けない。

具合が悪いことも、
うじうじしてることも、
ウソついてまで
フツウにしてることも。

ナニヤッテンダロウ

ナニモカモイヤニナル


周りに
ぼーぜんとされながら
ひとしきり泣いたら
ちょっと
落ち着いたんで
また
フツーに
仕事を続ける。



背中から聞こえてくた
何気ない
同僚達の
世間話に
また
涙が溢れる。

今までなら
聞き流したり
てきとうに
話しをあわたりして
やりすごしてたのに。


早退して

今日は
ちょうど
クスリをもらいに行く日だから
先生に
この状況を
ちゃんと話そう、
そう
ココロに決めてたのに

やっぱり
言えなかった。


言ったら
どうなるんだろう?

クスリが変わる?
専門の病院を紹介される?

私は
なにを望んでる?

「今の自分の周りのすべて
 変化してほしくない」

クスリを変えるのも
知らない病院に行くのも
今は
できそうにない。

だから
言わなかった。



あー
しんどい。

なんで
こんな目に。。。

私が何をしたというんだ?



 こんな罰じゃすまないくらい
 鬼のようなことをした







伊織 |BBS