地方限定発売のポテト・チップスが、お近くのコンビにでも手に入るようになったので、 "関西だし風味"と"こんぶだし風味"と"九州だし風味"(いずれも、正式名称は定かでない)の みっつをヘビゴンザレス(仮)と一緒に食べてみました。
"関西だし"は、ちゃんと、かつおとこんぶの味がして凄くおいしかった。 このみっつのなかでは一番好きな味だと思った。 "こんぶだし"は、なんだか、"のりしお"をどうにかしたような味に思えて仕方がなかった。 "九州だし"は鳥だし風味で、でも、粉っぽいテクスチャだった。 ……以上、みっつを食べ比べてみての感想だ。
で、「どれが一番おいしい?」と、ヘビゴンザレス(仮)にも訊いてみた。
さっきから黙々と、手を伸ばしては口に運び、手を伸ばしては口に運び…… 軽作業義務を彷彿とさせる様子で、みっつを順に食べ比べているヘビゴンザレス (仮)。 どれも同じ表情で食べているので、 ますますどれがおいしいと感じるのかを気になって、訊いたものの……
「よく分かんない。味、一緒」
……みっつは、どれも、明らかに違う味・風味を醸しています。 前記したように、それは確かです。
それなのに、嗚呼、それなのに。
私は、あの子の味覚発達の方法を、間違ったかも知れません。 やっぱり、母乳で育てなかったせいかしら!? っていうか、あの子には"味覚"という感覚すら、もともとないのかも知れません。 それじゃあ、私がどんな料理を作っても一緒じゃない…。 いままで、自分の食べたいものを我慢して、 「何が食べたい?」とリクエストにお答えしてたのも、意味なかったんだね。 ここで、一言、言ってもいいかな?
いまさら気付いてんじゃないよ、私!!!! いままで、凝った料理にチャレンジしたり、栄養を気遣ったり、いろいろやって来たけど、 考えてみれば、アナタ一回も、 「おいしい」 とか、 「今日はちょっと」 とか、言ってくれたことなかったですもんね!
それは、"気付いていない"というよりは、 "気付くための五感がない"ってことだって、さっさと思いつくべきだよね!!!! 今回ばかりは、ヘビゴンザレス(仮)、アナタ悪くない! 私のせいですごめん! 今度からは、その辺もちゃんと考えて、自分の好きなものを好きなだけ作ることにするよ! 気付かせてくれてありがとう! ポテトチップスって最高! ヒャッホウ☆
(※ 追記:当然ですけど、好きなものを好きなだけ作った挙句には"結果"が表れ、その八つ当たりは、ヘビゴンザレス(仮)へ)
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