麻綴り
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2002年07月20日(土) 夏休み初日

有明に行って来ました。
臨海副都心(というんですか?)周辺で、夏休みの1日目を過ごしてまいりました。いや〜まあ、なんというか、さすがに人出はすごかったです。
わが家は、夫の仕事が忙しいし、親子3人でお出かけ、というのも滅多にできないのですが、とりあえず夏休みの初日だけは、世間並みの過ごし方ができたようです。

  ***

昨夜は、夜中の2時半には仕事が終わったものの、お出かけの行き先についてネットで調べていたら、夜が明けてしまいました。
娘は、「夏休みは毎日7時に起きる」と、幼稚園のお約束の紙に書いているのですが、私が徹夜していると、いつもなぜか早起きなんですよね。(寝ている部屋が、リビングの吹き抜けの上にあるので、気配を感じるらしい……)
今朝も、5時頃に「ゴクッゴクッ」と水を飲む音が、上の部屋から聞こえてきたので、見に行ってみると、娘は布団から出て部屋の真ん中に立ってました。
「どうしたの。まだ5時だよ。あと2時間寝なさい」と言って、娘の布団に一緒に入る。そのまま少しゆっくり寝るつもりが、7時には私が目が覚めてしまいました。そーっと、階下の自分の布団に移って寝直そうとしたら、娘がその10分後には、「10分遅くなっちゃった〜!」と大声で言いながら降りてきて、夫もろとも、目を覚まさせられてしまいました。根性で8時までは布団で粘りましたが。少しはウトウトしたっけなぁ……。

  ***

あれこれ片づけなどをして、朝食をとってから、10時過ぎに、おじいちゃんに車で駅に送ってもらって出発。夏休み初日に相応しく、眩しいほどの快晴。
電車はけっこう混んでいて座れず、娘はじきに立っているのが嫌になったようでしたが、私は窓からいろんなものを見て話しかけてやり、気を紛らせました。
新橋で「ゆりかもめ」に乗り換え。
「つぎ、ゆりかもめに乗るの? ゆりかもめ?」と娘は興奮気味。
そもそも、車で行こうかという説も出ていたのに、ゆりかもめに乗りたいと強硬に主張したのは娘でした。

ゆりかもめは、自動運転で、コンクリートの軌道の上を走っていく電車です。前方が見えた方が楽しいかと思って、1番前の車輌に乗ってみました。でも、すごく混んでいて、娘の背丈では横方向しか見えず。結局、夫が抱いて前を見せてやりました。
海の眺め、レインボーブリッジなど……娘も大喜び。すっかり休日気分が盛り上がります。(確かに、仕事で乗ってたら腹の立つ乗り物ですね、土方さん!)

お台場海浜公園で下車。もう昼近かったので、とりあえず、調べておいたうどん屋さんで昼食をとることに。「デックス東京ビーチ」というところの1階。方向を間違えて、ビルをぐるっと1周してしまった……。

昼食後、そのビルの5階に入っている、とあるショップを覗く。お目当ては、“ハープを弾く家具職人”として知られるS氏とその奥様の、木工芸品。とてもステキでした。コカリナ(笛)が欲しかったけれど、高くて買えず、残念。他にも、面白い木のおもちゃや、手作りの雑貨がいろいろあって、見飽きませんでした。

それから、海浜公園の浜辺に出てみました。
浜辺は大にぎわい。本格的に泳いでる子供もいる。大型の手漕ぎボートで競争をしているグループもいる。
娘ももちろん「海、入りたい〜!」と言い出しました。スカートを脱がせて、スパッツに素足の姿にしてやって、波打ち際へ。焼けた砂に「熱い!」と悲鳴を上げたので、急いで濡れているところに押しやりました。すぐに、大喜びで遊びはじめる娘。
「服は濡らさないでよ」と言っておいたのだけれど、しゃがんで水に触ったときにスパッツのお尻を濡らしてしまった……。

その後、また「ゆりかもめ」に乗って、ぐるっと回って終点の有明まで。
今度は、まず1台見送ってから乗ったので、娘は先頭車両の一番前に座れてご機嫌。にこにこ顔で、前方やまわりの景色を眺めていました。

有明で降りて、人波の流れるままについていくと、サーカスの会場である「有明コロシアム」へ。自由席を求める人が列を作っていたりして、会場周辺は大混雑でした。
人混みをかき分けて席に着いてみると、舞台左手側、前から4列目という、とても見やすい席でした。
娘にねだられて、イチゴ味のかき氷を買ってやり、2人で分けて食べていたら、すぐに開演。

子供の時以来のサーカス。面白かったです。
鍛え抜かれた肉体って、かっこいいですねぇ……。ジャグリング、フラフープ、空中アクロバット、綱渡り、熊や犬や馬の芸、などなど……。
娘は、一番面白かったのは、「ピエロが竹馬に乗ったところ」だそうな。ピエロは、いろいろな小道具を使って、コミカルな芸をしていました。
私は、途中休憩後の空中ブランコのところで、睡魔に襲われてしまいました。だって……上を見上げる姿勢になった途端、吸い込まれるように眠くなって……。「ワーッ」という歓声のたびにハッとして目を覚ましてました。

終演後は、もともと水上バスに乗って帰る計画でしたが、夫と話し合いの結果、船の科学館のあたりから乗ることにして、そこまで「ゆりかもめ」で引き返しました。今度は、先頭車両が混んでいたので、最後尾に乗りました。娘はまた、最後部のガラスに張り付いて、景色を眺めていました。

そして、日の出桟橋への水上バスに乗船。
海なし県出身&在住の私は、船が大好き。もともと、水上バスで帰るというのは、私のアイデアでした。
船室の外側に乗って、潮風に吹かれつつ、しばしの船旅を堪能しました。傾く夕日に輝くレインボーブリッジがきれいでした。

日の出桟橋から、浜松町の駅までは、けっこう歩かなくてはなりません。娘はもう限界に近かったのですが、なんとか駅までは歩いてくれました。
電車に乗ったところでだっこしてやったら、すぐに寝てしまいました。
……しかし、優先席の前で重い子供を抱いてても、誰も席を譲ろうとしませんでしたね……。結局、20分くらいしたところで、席が空いて座れましたけど。

  ***

へとへとで7時過ぎに帰宅。
おじいちゃんおばあちゃんの用意してくださった夕ご飯を急いで食べて、フランスGP予選に突入。
予選が終わるなり、布団に直行してそのままダウン、でした。

夜中の1時すぎに、暑さのあまり、皮膚がピリピリして目が覚めたので、シャワーを浴びてきて、地上波の予選など見ながら、この日記を書き始めたという次第。
ああ、もう3時半を過ぎてしまった!
寝ておかないと、明日の晩も、仕事で寝られないのだった……。

予選については……まあ、たぶん明日書きます。
地上波って、レース後のプレカンが放映されないんですねぇ。
自分への質問が終わったと思って、ジュースとか飲んでたミヒャが、「ごめん、聞いてなかった」とかいって聞き返したりしてて、すごく可愛かったんですけど!

さあ、もう寝ないと。……おやすみなさい。

  ***

(21日4:39am追記)
え……明日、フィジコの代わりに、ハインツが走るの? そんなことが可能なんだ……!?
ハインツには、思わず期待しちゃうけれど……ジョーダンには、壊れないマシンを造ってほしいです、まったく! 
この前も、琢磨のノーズがとれたばっかじゃないですか(怒)。
フィジコはどうぞ、お大事に。
ハインツの健闘を祈ります。 

***

(さらに追記)
結局、「契約上の問題」とやらで、その話は見送りだそうで。
終わってみれば、そりゃそうだろう、としか思えないのですが。
そもそも、いったいなぜ、そんな話が出たんでしょう。
……思えば、ジョーダンには、去年、嫌な思いをさせられたハインツ。今回も、振り回されて、嫌な思いをしたんじゃなければいいですけど……。


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