麻綴り
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2002年06月02日(日) 地元での初試合。

イングランド対スウェーデン戦、引き分けで終了。
ワールドカップ、開幕後はじめて、テレビ中継なるものを見てしまった。夕食の間はテレビを消していたので、見たのは後半からだったけれど。
これ、うちの近所(といっても、それほど近くはない)でやってた試合だったんだよね。家の上を飛んでいるヘリの音がうるさかったりとかはしたけど、べつに関係なかったな……。
出先から車で帰ってくるときに道が混むかと思ったら、みんな外出を控えたのかどうか、いつもより空いているくらいだった。交通規制をやっているあたりは通らなかったけれど、「交通混雑」の予告の看板は近所の道にも立っているんだよね。

地元ならではの話題といっても、ほとんどない。
友人の話では、昨日、同窓会で行ったホテルにイギリスチームが泊まっていたとかで、警備や人がすごかったそうだけど。
あと、今日、おばあちゃんは電車でイングランドのサポーターを見たそうで、「大きい声でね〜」と眉をひそめていたけど。
それくらいだな……。

中継を見ていても、サッカー自体がよくわからないので、とりたてて感想はない。「へー、このひとがベッカムさんかぁ……」ってくらいで。あ、そういえば、ベッカムさんも“デビッド”って名前だったのね。
デビッド=ダビデ。
今日、私はたまたま、教会学校のお当番で、“ダビデさんが巨人ゴリアテをやっつけるお話”というのを子どもたちにしたんだ……。
3メートル近い巨漢のゴリアテが、イスラエルに対して「誰か代表を出して一騎打ちしろ」と挑んでくる。着ていた鎧の重さが現代の単位に直すと57kgだとか、槍の穂先だけで7kgあったとか、ものすごい話になってるんだけど、この巨人を羊飼いの少年ダビデが、獣を撃退するときに使う石投げ紐だけを使ってやっつけちゃう、というお話。お話としては面白いよね……。ダビデさんは、「血色のよい美少年」だったと書かれてるし……。
“デビッド”という名前の由来が、このダビデさんだというのは、考えるといろいろ面白い。美少年で、勇敢で、竪琴の名手で。でも、王になってからは、部下の奥さんに手を出して、その不倫がばれそうになると、部下を戦場の最前線に送って殺しちゃったりして。この件では、かなりたたかれてます。
デビッドと名の付く人は、ホントに大勢いるけど。その名前の由来は、このダビデさんなんだなぁ。

激しく話がそれた……。
すみません。
プレーは見ていて、「やっぱり上手だな」とは思いましたよ。
あと、芝生はきれいでしたね。県民の税金をつぎこんで、あんな辺鄙なところにあんな立派なスタジアムを作っちゃって……この後どうするんでしょう。
交通の便が最悪なんだよね。我が家からは、車ならまあ近いけれど、公共の交通機関で行こうと思ったら、えらい遠回りになる。あんなとこで試合があっても、私なら行きたくないな……。

まだヘリが飛んでる音がする。
観客の皆さんは、無事に家路についてらっしゃるのでしょうか……。
今後も、無事に大会が進行していきますように……。


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