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忌野清志郎 著
【瀕死の双六問屋】
小学館文庫から出ている
最高の言葉達が その本の中には あるのだが
その冒頭の 言葉を
言葉を
言葉を
書きたい
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【問屋からきた男】
双六問屋に行ったことがあるかい?
そこはみごとな世界だった。
双六問屋の世界では履歴書などいらない。
学歴や職歴を誰につげる必要もないのだ。
タレントが画廊で個展をひらいたりしないし、
歌の下手な者がCDを出したりもしない。
退屈な夜をうすっぺらな笑いや、ぶすい女の裸で
うめようともしない。
そんな必要はないからだ。
みんなが自分の本当の仕事を持っているのだ。
だから当然流行に流されて右往左往してる者もいない。
若者は目上の人々に敬意をいだき、年長者は何が本当に
大切なものかよくわかっている。
双六問屋は理想郷であった。だが今は遠い。
俺ははるか遠い旅をぶっとばしてきたのさ。
だからすぐに君と話がかみ合わなくても仕方がない。
理解不可能なことを俺が言い出したとしても、
まぁ大目にみてもらいたいもんだな。
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