|
高円寺ALONEに着いた。
真ん中にテーブル。 それを輪で囲むように椅子が並べられ 人々が座っていた。
テーブルには酒。 そして、高円寺ALONE特製のつまみ料理の数々。
おごそかに、そして淡々と、時は流れ
その中を言葉が泳ぐ。 詩が泳ぐ。
一人一人、自分の席で 自分の歌詞を朗読する。
参加者は目を閉じ、酒を飲み、 タバコを吸い、つまみをつまみ 情景を瞼の裏に映す。
朗読が終わると、一人一人 その詩について、何を感じたか 言葉にする。
自分のアンテナが何を感じ そのアンテナの言葉を手繰り寄せるよう 発言する。
何も感じないわけないだろ 表現者だろ アンテナは何をキャッチしたんだい?
静かに、静かに、言葉ひとつひとつが 高円寺ALONEの空間を泳ぐ。
オレは曲を書く時、詩を重んじる。 「何が言いたいか」「何を言っているか」では無く 言葉の持つ世界を重んじる。
ギターもメロディーも無く詩を発する時 普段、唄っている時、 体重が抜けている部分に気付く。
ひとつひとつ、意味がある。
発した詩に対し、参加者さまざまな意見が出て来る。
自分では予想もつかない 自分の唄への解釈を向けれら
それ重要なり。
即興で詩を書く。 この時は井上マスターも書く。
井上マスター読み上げる。
素晴らしいとしか言い様のない 言葉遊び。のなかの真実とやら。
答えなど無し。
高円寺ALONE「アンテナびんびんNIGHT!」
かなりオレ好みの企画。
「何が起こるかわからNIGHT!」が動。獣。体。ならば 「アンテナびんびんNIGHT!」は静。魚。言葉。
そして、どちらも共通の覚醒。
これからも、この企画、毎月行なうようだ。 オレは毎月、出ようと思う。
ある種、酒が一番うまく飲める時間でもある。
毎月出る度、毎回、即興の詩をやる事になる。
「いつ詩を書いてるの?」
そう聴かれたら
オレはすかさず
「今!」
と言えるような
日々のアンテナをびんびんにさせておく必要がある。
そしてまた、思うだろう。
「詩に答えなどあってたまるか!」
(高円寺ALONE文言引用)
|