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白子さん


鉄平と吉祥寺で飲む。

鉄平は夜12時から翌朝まで
吉祥寺の「武蔵」というところで
スタジオがあるということで
夜10時頃から吉祥寺に繰り出し
スタジオの時間近くまで

鉄平と吉祥寺で飲む。

2人で飲むのはとても久しぶりであり
なかなか、いい夜であった。

オレは夜御飯は家でカレーをお腹いっぱい
食っていたもんだから、
飲む時は、つまみ程度に
何かコリコリ、サクサクしたものを食いたかった。

メニューを見て
「白子」を頼んだ。


鉄平「白子だよ〜!!いいの??」
オレ「お、いいよ。」


「白子」が来た

食った

吐いた


「くそマジ〜なこれ〜!!!」
「だって、白子だよ〜!!!」


「シラコ」


名前からしてサクサク、コリコリしている物だと思ってた。
メニュー写真を見て、白くてコリコリサクサクしている物だと思い込んだ。
カブの漬け物みたいな味を期待していた。

だが、白い物体を箸でつまんだら、一粒一粒に別れておらず
白い物体が何個か繋がっていた。

「ま、いいか」と思いそのまま、口の中に入れた。

サクサク、コリコリを期待していた口ん中は
物体を噛んだ瞬間の柔らかさ、トロトロさに

目が「・」になり、なおもサクサクコリコリのありかを探すべく
物体を強く噛むが、わけの解らん液状と化し、

「なんじゃ、こりゃ〜!!!!!!!!」


「だっから白子でいいの?って聞いたじゃね〜か」
「白子ってサクサクコリコリしてるもんじゃなかったのかよ」
「だって白子って、何かのキン○マだよ、たしか」
「・・・・お前知ってた??」
「だから、白子でいいの?って始めに聞いたじね〜か」
「・・・・お前食べる??」



「いらん」




帰りは、少し雪が降っていた。
スタジオ「武蔵」まで鉄平と歩き
オレは東小金井に引き返した。

「白子」は残したが

中学からの同級生の鉄平とオレの
これからが楽しみな

夜だった。





2005年02月18日(金)

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